企業において外部環境を考える時に、競合のことを考える。
競合と言えば、これまでは企業だったが、今後はそれだけではなさそう。
消える垣根(5)ライバルは「個人」
手づくり品も助言も売れる
日本新聞 2015年9月12日
記事によると、
「個人が企業のライバルになる動きは止まらない。野村総合研究所の上級コンサルタント、冨田勝己(40)は断言する。「個人がサービスを提供する手間とコストが低くなり、既存のビジネスは変革を迫られる」」とのこと。
逆に動きの遅い企業より、個人の方が動きが早いので、顧客が欲しいものが作れる。
モノ作りも簡単になっている。
MAKERS―21世紀の産業革命が始まる
この本でも個人がどんどんモノ作りをしていけることが書かれているが、
今は個人で作れないようなもの(家電や自動車 等)も将来作れるようになるのではないか。
そうなると、世界だけでなく、個人もライバル。
全ての外部環境をウォッチはできないが、
個人が競合になった時のことを少しは考えないといけないと感じた記事でした。