鉄欠乏状態。食事療法の弊害 | 膀胱癌闘病|けんざぶのブログ

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46歳で膀胱癌を発症し、化学療法2クール施行後、膀胱全摘術(尿路変更は新膀胱/代用膀胱)をおこないました。闘病ブログです。同じような立場の方に参考にしていただければ幸いです。

健康診断とか経過観察の採血の結果で、化学療法後からずっと軽い貧血が続いており、検査結果から鉄欠乏性の貧血ではないかと言われていた。

風邪がなかなか治らず、体もだるく、尿も少なくなっていたので異常はないか先日採血してみた。

鉄欠乏性貧血がないかと、フェリチンも測ってみた。

フェリチンは鉄を蓄えているタンパク質で、これを測ることで、体内で貯蔵されている鉄が足りているか判断することができます。

このフェリチンの値、結果は4以下。

正常値は13-277。

4以下って4より少ない可能性あるってことでほとんど鉄の在庫はないってこと

かなりの鉄不足。

こりゃ、貧血になるわ


鉄分は赤みの肉や魚に多く含まれている。

食事療法とか言って、根拠の薄い食事療法を信じて肉とか赤身魚とか制限してだからなぁ。

騙された。体力もおちるし、血中のタンパク質も減るし、栄養も偏るし。

がん患者向けの食事療法の本がちまたに色々出ているが、それを信じてやりすぎるとこんな弊害も出る。

最初はこれは良さそうだけどと思ってやってみたけど、やってみたからこそ分かる意味のなさ。

食事療法は勧めません。

ただ、塩分を控えたり、野菜、果物を多くとったり、人工物はなるべく採らないとかその辺の基本はもちろん大事かと思っていますが、極端な制限とか、酸性とかアルカリ性とかその辺は全く根拠がないと言えるだろう。


さて、貧血が強くなくても貯蔵鉄が少ないと倦怠感やイライラなどの症状が出るようだ。

また、免疫も低下して風邪などにもなりやすいそう。

そして、皮疹なども出やすくなるそう。

全部当てはまっている。。。

化学療法が終わってから風邪をもう6回以上引いて、咳喘息も併発していた。

風邪なんて数年に1回引くかだったのに。

化学療法の副作用でまだ回復しきれていないかと思っていたが、鉄欠乏が原因だったのかもしれない。

イライラもしやすかったし、耳鳴りとかも常にあった。

あちこち痒くて皮疹も出ていた。


ということで、すぐに鉄剤を購入。

ビタミンCと一緒にと飲むと吸収されやすいのでビタミンCも一緒に購入した。

これでだるさもとれるかな。

ちなみに、鉄不足でないのに鉄剤を摂ると鉄過剰になってそれもそれで危険なので、鉄不足を確認しないと鉄剤とかのサプリはやめた方が良いです。


ビタミンDも以前は欠乏状態だったが、しばらく飲んでいなかったのでこちらも再開。

ビタミンDは免疫にとても大事なのに、いつの間にか飲むのをやめていた。

化学療法の際にやめさせられたが、ちゃんと飲み続けるべきだった。


これで体調が良くなって欲しい。

かなりの鉄欠乏なので多分良くなるだろう。


柴苓湯と併せてまた色々飲む薬やらサプリやらが増えました。

忘れないようにしないと。。。