外来で膀胱鏡 | 膀胱癌闘病|けんざぶのブログ

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46歳で膀胱癌を発症し、化学療法2クール施行後、膀胱全摘術(尿路変更は新膀胱/代用膀胱)をおこないました。闘病ブログです。同じような立場の方に参考にしていただければ幸いです。

急遽外来で診てもらうことになりました。

おしっこが出ない旨を話したら、膀胱鏡で見てみようということになった。

まずチンチンの先からキシロカインゼリーをニュルーっと入れる。

前みたいにしみて痛い感じはあまりない。

尿道を傷つけないようにしばらく自己導尿しなかったのが良かったのだろう。

膀胱鏡は21Frでまあまあ太い。

狭窄部分に通れば狭窄は解除されるはず。


自分の場合は、吻合部分は問題なく、その先の膜様部から球部の間の尿道部分が狭い。

狭窄部分に内視鏡が通ると、イテテテ。

やっぱり狭くなってるな。

画像をみると今年最初に見た時と違って白くやや瘢痕化していた。

導尿はほとんどしていなかったので、ブジーで広げたことによるダメージの瘢痕だろう。

尿道のように円筒状のものが瘢痕化して縮まろうとすると当然内腔は狭くなる。

ブジーやら内視鏡やらやるとどんどん狭窄してしまうからやりたくないんだが。

でもやらないとおしっこでないんだよね。

内視鏡が通る前と通った後の画像を見せてもらった。

比べると明らかに内視鏡前は狭かった内腔が広がったのがわかる。

でも今回でまた3週間以降に再狭窄するんだろうなぁ。

瘢痕予防にトラニラストを飲んでいだが、あまり効果がない感じなので、今日から柴苓湯を飲むことにした。

瘢痕が柔らかくなってこれ以上硬くなりませんように。

頼むよ、柴苓湯!


一応、尿道狭窄の専門の先生に相談したい旨を話し、紹介してもらう際の準備として尿道造影の検査も予約してもらった。

尿道狭窄の治療をもしする場合、新膀胱に穴を開けて膀胱瘻を作ることはできるみたいだが、膀胱の配置が変わって腸管がかなり邪魔になるようで、カテーテルを刺す時に腸管が邪魔をして腸管に穴を開けてしまうリスクがあるようだ。

うーん、結構リスキー

あと、尿道狭窄の治療ができたとして、頬粘膜移植とかになった場合、移植した尿道に導尿しても良いのだろうか。

そういう不安も残る。

とりあえずは、尿道狭窄の手術が可能か、適応があるかをまずはとにかく相談してみよう


主治医の先生は自己導尿で粘るのが良いという話。

もっと自己導尿を練習してうまくやるようにと。

もう色々試して、ゆーっくり時間をかけてそーっと挿入しているのだが。。。

とりあえず導尿前に、尿道狭窄予防に先からキシロカインゼリーを入れと良いのではとアドバイスされ、今度やってみることにしよう。

あとは、狭窄する前に早めに導尿やったらとも言われたので早めに出にくい時は導尿してみようと思う。


先生は今62歳とのこと。

引退まあと2,3年しかない。

今後まだまだ尿が出にくくて色々な手術が必要になる可能性があるが大丈夫なのだろうか。

今の先生は親身になって聞いてくれるが、もし引退した後に、またトラブルがつづいて、手術が必要になった時、ちゃんと対応してもらえるのだろうか。。。

早く尿が落ち着いてくれれば良いのだが、その気配はない。