Facebookの『The Waterboys & Mike Scott』というグループで、サム・フェンダーの"Seventeen Going Under"という曲がザ・ウォーターボーイズの"Pagan Place"という曲を想起させるという投稿があったので聴いてみた。
その投稿に対するコメントは賛否両論という感じだったが、私にはわかる気がした。"Pagan Place"という特定の曲というよりもアルバム『Pagan Place』の複数の曲とサックスやギターや鍵盤の使い方に共通するところがあるように思われた。
調べてみたら、この若者は今イギリスで非常に人気があり、デビュー以来2作連続でアルバムがチャートの1位となっており、この曲は昨年9月に出た2枚目のアルバムのタイトルトラックなのだそうだ。そして、この若者はブルース・スプリングスティーンからインスピレーションを受けていることを公言しているということもわかった
実は私は最初にこの曲を聴いたとき、ザ・ウォーターボーイズという特定のバンドに似ているということ以上に、80年代に10代の自分が好きだったロックみたいだなという印象を持った。なので、このような音楽がチャートで1位になっているというのはちょっとした驚きだった。もっとも、このような音楽には国や時代を問わない普遍性があるのかもしれない。タイトルもイギリス版「17歳の地図」のようでもあるし。
いずれにしてもいい音楽に出会った。さっそくアルバムのCDも注文したので、また気が向いたら感想でも書いてみたいと思う。