ある意味予想通りではあるが、運動会は廃止されなかった。やたらに「4年ぶりの運動会」を大々的にアピールしていた。なぜそんなに運動会をやりたいのか意味が分からない。今後コロナ以上の外圧が学校にかかることがあるのだろうか?と考えてみたが思い当たらない※1。運動会の廃止は無理と見るのが妥当だと思う。

 

昨年の運動発表会と比較すると

・各学年の登場場面はバラバラに戻っており、親は最初から最後までいることになる。

・内容はマイルドにはなっているが、組体操も復活。※2

・校長の挨拶なども復活

 

といった具合で、なんとか元に戻すべく必死になっているように見える。一体何のためなのだろうか。親としては自分の子供が出ていない競技など見ても仕方がないので、学年ごとに出番がまとまっている方が合理的だった。なぜ元に戻してしまうのか。

 

テレワークがなくなっているのと同じように、コロナによる不可逆的な変化というのはそれほどないのかもしれない。世の中には変化しないことに意義を見いだしている人が一定数いるのだろう。私には単なる思考停止にしか見えないのだが。

 

 

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※1 運動会という体裁を維持できないくらい子供が減る というのはあるかもしれない。

※2 ピラミッドを例にすると、全体で3段、2段目は手を1段目の背中についているが、足は地面につけていた。タワーのような危険なものはなく、怪我をさせないようにという意識は従来よりはあるようだ。