アーティスト剛くん | 上目遣いのけんちゃん先生 V6カミセン 小説

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V6の三宅健と森田剛と岡田准一をイメージしたイケメン教師が、今どきの女子高校生たちと繰り広げる学園ドラマ。ドラマの進行の合間に出てくるけんちゃん先生の古典講義は勉強にもなる?

※ご注意。剛くんのプライベートと楽曲について、言及しとります。当たり前ですけど、激しく主観的な意見です。







健ちゃんが、「いかに女子をキュンとさせるか」に主眼を置いて楽曲を選んだりプロデュースしたりしているとすれば、アイドルという仕事にとても忠実だな、と思います。


まず、ファン(お客さん)ありき。


アイドルというビジネスです。


もちろん、自分が今興味あることとか、表現したいこととかもあるだろうけど、

それと、今の自分に求められてるものを天秤にかけて、擦り合わせるってことを普通にしてると思う。(仕事ってそういうもんだよね)



だけど、剛くんは違う気がする。


私が剛くんがアーティストだと思うゆえんはそこで、

剛くんは、まず内発的に自分が表現したいものとか、進むべき方向とかが、周りの思惑に関係なく、しっかりとある気がするのです。


もちろん、それと周りの意向を擦り合わせていく作業もしてるはずですが。



アーティスト肌の剛くんは、誰かとの深い交わりだとか関わり、何か心が揺さぶられるような生々しい体験に刺激を受けて、表現したいものとかテーマみたいなものが生まれるのかな、と想像してみた。



(歌人の俵万智さんが、我が子を生んだときに100首くらい一気に詠めたって話を聞いたことがあります。)



「ボク・空・キミ」は、そんなアーティスト剛くんのプロデュース曲。


なぜ、いま、それが剛くんにとってのテーマなのか。そんなものは、MV見れば、あ、そうですかってみんなそこに結びつけちゃいますよね?


公私混同甚だしい楽曲!イブ指定の男と変わらない。笑


でも、アートって、そんなものですよね。


生身の人間と、切っても切り離せない。


アーティスト本人の心が激しく揺さぶられたり熱くなったりするものじゃないと。


その楽曲なり舞踊なり絵画なり文学なり、どれも、虚飾では人の心を揺さぶることはできないんだもん。


生身の人間や、その感情が立ち現われてくるようなものじゃないと、見る人を感動させられない。


剛くんは、いいものを見るときに、雑念が入らないんだろうな。その作品に込められたアーティストの思いとか、作品の核をまっすぐ受け取れる人なのかな。


いいものはいい、という感覚が剛くんにはあるのでしょう。



それはその通りですよ!たしかに、「ボク・空・キミ」は素晴らしい。


素晴らしいけど…

純粋にその曲の素晴らしさを味わうには…

わたくし、雑念だらけで…

まだまだ修行が必要だわ…と思ったりしました。ショボーン




※ちなみに、その雑念を振り払い、自分の中で萌え曲にすべく生まれた小説が、ボクと空とキミです