ではなぜ日曜日にわざわざ皆が一堂に会して神を礼拝するのか。これは「教会」がキリストを統率者としたクリスチャンの共同体であり、キリストの統治の元に教会単位でクリスチャンが一致して秩序を保っていることを神（キリスト）が定めているからです。毎週日曜日に定期的に礼拝を執り行うことで、神に対する人格的な関係性を皆で一体となって表明する行為である、と言えます。ですから、教会とは新興宗教の道場のごとく教祖や教団に忠誠を誓わせて隷属させるための場所ではありませんし、ましてや怪しげな宗教的儀式を執り行って洗脳させる場所でもありません。人間ではなく、あくまでただ唯一本物の神のみを見据えているという視点こそが重要なのです。
ちなみに、聖書ではやがて世界の滅びがやってくることがあらかじめ神によって「預言（「予言」とは違います、念のため）」されています。その滅びに際しては、キリストによってクリスチャンたちが教会ごと天国に引き上げられることに定まっています。これを聖書的には「携挙（＝神の力で空中に引き上げられること）」と呼んでおり、世の滅びの前に来るとされる天変地異や戦乱や疫病に満ちた「患難時代」の直前に起こるとされています。つまりクリスチャンは携挙のおかげで患難時代の苦しみには遭わずに済む、ということです。そして、天国に引き上げられたクリスチャンたちは天国の祭壇（神殿）で地上と同様の礼拝をおこなうことが新約聖書の「黙示録」に描写されています。というよりも、そもそも地上の教会とは天国の祭壇の模型である、と言う方が正しいのです。地上の教会での礼拝とは、将来の天国における礼拝の予行演習のようなもであり、地上の教会と天国の祭壇とは霊的につながっている、というのが聖書的な事実です。つまり天国とは、罪から救われて永遠の命を与えられた喜びを持った者たちが、ただひたすら感謝をもって神を礼拝する場所である、というわけです。
そのような意味合いを持つ教会における日曜礼拝ですが、多くの場合、地域の教会ごとに一般社会に広く公開されています。ですからクリスチャンでなくとも教会の礼拝には参加することは可能なのです。では、信仰を持たない一般の方々が敢えて日曜礼拝に参加する意味・意義とは何か。それは「救いのチャンスに与る」ということに尽きます。つまり、日曜礼拝では御子なる神であり人類の救い主であるイエス・キリストの権威に基づいて罪からの救いを与えられる機会が提供されているのです。
御子なる神キリストが父なる神から与えられた人類救済の権威とは、２０００年前にキリストが受けた十字架刑による死とその後の三日目の復活に基づいています。つまり、父なる神から遣わされた御子なる神キリストが十字架の上で流した血が私たちの抱える罪を帳消しにするための「代価」であり、神が一方的に私たちに差し出した「犠牲の生贄」であるキリストという救いの恵みを受け入れるなら、それは父なる神が計画された人類の救いの御業を信じることになり、それをもって神（キリスト）の権威のもとに私たちが罪からくる永遠の滅び（＝地獄）から命を贖い出される（血を代価として買い戻される）、というのが世にいうキリストの救いの本質的な意味であるというわけです。その素晴らしい救いのチャンスが、毎週日曜日ごとに教会において開かれているという事実に着目して頂きたいと思います。
ということで、私たちの教会である札幌の「恵みキリスト教会札幌」でも、毎週日曜日の午後１２：３０より「バイブルアワー」と銘打って礼拝を一般に広く公開しています。
【バイブルアワーのご案内（札幌）：２／８（日）１２：３０～入場無料】⇒ http://bit.ly/10ItI1t
一般に行われている形式的な礼拝とは一味違う、親しみやすい内容で聖書メッセージ、ゴスペル、聖書に関する演劇や映画、を無料で公開していますのでぜひお越しくださいませ。
たまには結婚式場ではない「本物の教会」で、聖書のメッセージに耳を傾けつつ、パフォーマンスとしてではない本物のゴスペルを、そして演劇や映画を是非皆さまにご堪能して頂きつつ、なによりもイエス・キリストによる救いに与ることができますようお祈り申し上げます。
「バイブルアワー」恵みキリスト教会札幌
毎週日曜日 午後１２：３０開始
【入場無料】⇒ http://bit.ly/10ItI1t
アクセスはコチラ⇒ http://bit.ly/1fzq4cn
教会は中島公園に面した都心にあり、札幌の方にとっては交通至便な場所ですので、この機会に是非お越し下さいませ。
