これは、「やさしい音楽をお届けするアーティスト」森内美由紀が、
「自分には無限の可能性がある」ことを
信じて描いた、ある一つの物語です。
お玉ちゃんは、毎日お鍋のお味噌汁やカレーなどをすくうのが日常です。
今まで何十年もそれが当たり前のことだし、
周りのみんなもそうしているし、
これが自分の仕事なんだと思い込んで生きてきました。
だけど、ある日お玉ちゃんは、
「本当は、自分には無限の可能性がある」
という真実を知りました。
お玉ちゃんは、親や学校の先生から、
「毎日お鍋のお味噌汁やカレーをすくうことこそが幸せなのだ」
と教えられていたので、
真実を知って衝撃を受けました。
お玉ちゃんは、
「本当は、自分には無限の可能性がある」
という真実を知ってから、
今まで当たり前のようにしてきた
「お鍋のお味噌汁やカレーをすくうだけ
の日常」
に違和感を覚え、
少し寂しかったけれど、
周囲の人たちとも何となく合わなくなっていきました。
それから、お玉ちゃんは勇気を出して、
みんなが当たり前のようにしているけれど、
違和感のある日常を手放して、
自分の中にある無限の可能性を信じて、
あらゆることにチャレンジし始めました。
お玉ちゃんは、白いキャンバスを準備して、
絵の具で模様を描いてみました。
いろんな色を使って、
子ども部屋にぴったりな
「カラフルでポップな壁掛け」
が出来上がり、
お玉ちゃんは、嬉しくなりました。
「次は何をしてみようかな〜!」
お玉ちゃんのワクワクは、もう止まりません。
お玉ちゃんは、近所の小学校のグラウンドに行きました。
「そうだ!あの鉄棒を叩いたらどんな音がするんだろう?」
3つの鉄棒は、3段階の高さに並んでいて、
お玉ちゃんがそれぞれ鉄棒を叩いてみると、
なんと「ド・レ・ミ」の音が鳴って、
お玉ちゃんは、またまた嬉しくなりました。
次の日、雪が積もって、
お玉ちゃんはワクワクしながら外に出ました。
お玉に雪を入れて型取り、
「お正月の鏡餅」
を作ってみたり、
赤い実と緑の葉っぱをサンドして、
「葉っぱバーガー」
を作ってみたり、
次々と楽しいアイデアが浮かんで、
お玉ちゃんは夢中になって雪で遊びました。
こんなふうに、
お玉ちゃんは自分の可能性がどんどん広がって、
お玉ちゃんの目はキラキラと輝き、
素敵な毎日が日常になっていきました。
そんなキラキラと輝くお玉ちゃんを見て、
周囲の人たちの中にも、
「お鍋のお味噌汁やカレーをすくうだけ
の日常」
に、少し疑問を持ち始める人が出てきて、
「お玉ちゃんみたいに、自分の無限の可能性
を信じてみたい!」
という仲間が集まってきました。
お玉ちゃんは、もう一人ぼっちではありません。
お玉ちゃんは、
「自分には無限の可能性がある」
ということを信じて行動し、
本当の意味での
「幸せ」
に気付くことができました。
※おしまい※
私は、物語なんて描いたことはないけれど…
「自分は作曲なんてできない」と
45年間も信じ続けていた人間が、
チャレンジし続けていたら、
作詞も作曲も…
いつの間にかできる人間になった!
「自分にはできない」という思い込みは、
「実は間違っていた!」という
真実を知ったのだ(笑)
だから、
物語だって描いたことはないけれど、
チャレンジしてみたら、
ちゃんと「お玉ちゃんのしあわせ」という
一つの作品が出来上がった。
私には、いつかこの「お玉ちゃんのしあわせ」を絵本にして、世に送り出したいという夢がある!
全ての人に…
「自分には無理だ」と
最初から諦めてしまうことなく、
「本当は無限の可能性がある」のだから、
自分を信じて
「チャレンジしていくことの大切さ」を伝えていきたい。