きもの生活20/365日。 | けんばにすと さっきーのブログ

けんばにすと さっきーのブログ

けんバンドマンの毎日。

ライブ、お着物、お料理、機材、秋葉原電気雑貨、iPhone、iPad、本、めんどくさい考えごと、かわいい雑貨、古着、アイデア、などなど。

{599647D9-86F9-44C2-B634-F3E77BF7CC2C:01}



今日は歌舞伎座夜の部に来ました。

猩々
お酒飲んだ獅子みたいな猩々が踊ります。
大きな盃で下も前も見えないのに、飲みながら1回転していくのはすごいですねえ。よくできますな。


歌舞伎がすごいのは、お芝居できる人がダンサーもできるとこだと思う。みーんなミッキーみたいなもんですね。
表情が変わらない面の表情を身体で表現するのは、最近のゆるキャラはもちろん、ディズニーのキャラクターも共通してる。そんな素地も歌舞伎や浄瑠璃にありそう。なんて考え過ぎか。

初めて歌舞伎を見たときに、なんでこんなにしっくりくるんだろうと考えた末に、特撮ヒーローものに行きつきました。そこで検索かけたら、戦隊モノのルーツが白浪五人男、て説明を発見。納得。

実際の身体の大きさを見た目大きくさせることとか、変身するとか、真面目な話の途中のギャグとか、漫画への影響も大きいでしょうねえ。

男子は歌舞伎にハマりやすいと思います。未体験の方は是非とも。



二条城の清正
孫に「長生きしてね~」とおじいちゃんが舞台上で言われます。前半も、秀頼演じる金太郎くん大きくなったね~エライね~みたいな流れです笑

幕切れ前の幸四郎の声がもっと大きくいくのかと思いきや、そうでもなかった。三人笑のときに声の大きさに驚いたので、ここはそれほどでもないのかな、と納得しました。

全体に動きは少ないです。


廓文章
これは去年の鴈治郎襲名公演でも観たので2度目。煙草盆持って来る女の子役が前回はびっくり美少女でしたが、今回はかわいらしい女の子ちゃんでした。誰だったかあとで筋書見直します。

玉三郎さんさすがでした。
お着物の見せびらかしもすごい。

みなさんのお仕事時間もあるのでしょうが、この演目からのお客さんもけっこういましたね。

門松あり、餅つきあり、突然?のハッピーエンドでお正月気分が盛り上がる演目ですねー^_^

「成駒家!」が少なく感じましたけど、前回は襲名披露でしたからねー。印象がありすぎるのかも。

前回も思いましたが、紙のきもの、てのがわかりにくいなー。字が書いてあることでわかる、てことなのかな。綺麗で派手な正絹に見えちゃうんですよね。鴈治郎さんの丸顔だとビンボーな感じが出にくいのかなあ。


雪暮夜入谷畦道
寒い日には蕎麦が食べたくなる。あ。熱燗もね。

悪いことして手配中の兄ちゃんと花魁が捕まる前になんとか会えます。

染五郎素敵ですねえ。
「そめこうらい!」てのは初めて聞きました。
高麗屋の染五郎だからと思いますけど、そういう組み合わせもあるのね。グイッと熱燗をやるときにかけ声もありました。
{8589D39C-C315-4BB0-990C-35F65C67CD0C:01}

{5DB39983-F16B-40E0-B046-73F58EA7CB17:01}



はい、お着物。
今日はめずらしく久しぶりの紬です。昨日買った帯をこれに合わせてみたかったんです。なかなか良いのでは。満足です^_^

車移動だとそんなに寒くないから木綿単衣で年中平気だけど、ちょっと外を歩く電車移動だと袷がやっぱり暖かくていいですねえ。

木綿単衣のとき、袷かモスリンの長襦袢にしてはいますけど、やっぱりね~絹ですかね~。
高くて簡単に洗えないのがなー

もう水洗いしても関係ないくらいに、ぎゅうぎゅうに縮まりきった絹とかはないんでしょうか笑