不定期で放送される報道特別番組の「タモリステーション」。
タモリさんが好きなこともあり、欠かさず見ています。
6月1日に放送された「タモリステーション」は
「インバウンド最前線~訪日外国人に学ぶ日本の観光底力〜」ということで、
またまた楽しみにしていました。
昨今問題になっているオーバーツーリズムとかを取り上げるのかな?
なんて思いつつ見始めると、見覚えのある山からタモリさんにズームアウト。
その景色もよく知っている場所、盛岡駅の北口でした。
VTRにタモリさんと一緒に出ていらしたのは森山みなみアナウンサーと、
ニューヨークタイムズに盛岡の記事を書いたクレイグ・モドさんでした。
そう、昨年1月23日に「2023年に行くべき52か所」で、
盛岡が2位にランクインした記事を書いた方でした。
タモリさんと共に盛岡を巡りつつ、訪れている外国人観光客にもインタビュー。
盛岡のどこに感動したのかというランキングなどで、
外国人が盛岡に熱視線を送る理由を探っていました。
クレイグさんも仰っていましたが、なんと言ってもコンパクトシティな盛岡。
市街地の散策だけでも歴史的な場所や建物が楽しめますし、
街中を鮭が遡上する中津川が流れる盛岡は、市街地でも自然豊か。
街のあちこちから雄大な岩手山も楽しめます。
住んでいた頃はフラッと出かけて、盛岡城址公園を散策したり、
レトロ建築を眺めに行ったり、
少し遠い場所へは自転車に乗ってポタリングしていました。
なので番組を見て、散歩にとってもいい街だったと再認識しました。
盛岡や岩手在住のブロ友さんから、
あの記事が出てから外国人観光客が増えたと聞いていましたが、
番組を見て、想像以上に外国人の姿があってびっくり。
盛岡が本当に世界的に有名な観光都市になっていると分かり、
とても嬉しくなりました。
住んでいた当時、外国語の案内板が少なく、観光を頑張るのなら、
そういう整備も必要なのではないかと思っていましたが、
訪れる外国人の方は逆の考えの方も多いようで、
見知らぬ言語だけの街並みに魅力を感じているようです。
今は皆さんがスマートフォンをお持ちですから、
その場で検索すれば、説明や歴史は分かりますものね。
住んでいた頃は、
過度に外国人観光客を呼びこもうとしていないのが盛岡らしいけれど、
少しじれったいと思っていました。
しかし、今や日本そのままの景色に魅力を感じる外国人が
沢山訪れているとのことでした。
確かに自分が海外に行って、日本語の標識や看板ばかりだったら興ざめかも。
外国人のために…と外国語の看板を増やすことだけが、
観光客を呼び込むことになるわけではなかったのですね。
私がよく散歩していた変わらぬ街並みを外国人が楽しんでいる様子が珍しく、
そして映る景色を見て懐かしくなりました。
一方で、番組には全く知らないスポットも登場し、
今、盛岡にいたら、絶対行ってみるのにと思いつつ視聴しました。
ブロ友さん情報ですが、
私が引っ越してから出来た盛岡珈琲フェスティバルなども開催予定だそうで、
今の盛岡もますます楽しそう。
タモリさんが撮影した写真も懐かしい場所ばかりで、
またカメラ片手に盛岡を散歩したりポタリングをしたいなぁと思いました。
盛岡へまだ行ったことがない全国の皆様、
是非盛岡さ、おでんせ(いらしてください)。
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