遅いお花見 | ゆるゆるな毎日

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水曜どうでしょうやマンホール、キリスト看板などの趣味に走りすぎた日々を綴っています。

今年は過去10年で桜の開花が最も遅かった東京。

 

私は満開の頃に父の納骨が重なり、またお天気の悪い日が続いたりして、

 

きちんとお花見に行けませんでした。

 

なので買い物や図書館へ行く際に近所の小学校の桜を楽しんでいました。

 

春の転勤でない時に桜のお花見散歩をしなかったのは初めてかも。

 

先週初め、通院ついでに少し桜のお花見散歩をしてみることにしました。

 

しかし、どこもの桜も散ってしまっていて、既に葉桜ばかり。

 

毎年行く石神井川沿いの桜並木へ行っても、もう散っているでしょうし、

 

さてどこへ行こうか…と悩み、井草森公園へ行ってみました。

 

今年はがっかりしないように、桜並木から攻めてみました。

あぁ…やっぱり……。

 

 

時すでに遅し。

ピンクに見えているものは雄しべと雌しべでした。

 

 

チューリップも散り際。

こっちも遅かったか…。

 

 

花の丘は植え替え作業中。

ブロ友さんのご近所では、まだ菜の花が見ごろだったので、

 

花の丘の菜の花だけは、まだ楽しめると思ったのに、

 

容赦なく抜かれてしまったようです。

 

夏に向けて、新しいお花を植えないといけないから仕方ないですけど…。

 

 

まぁね、予想して、分かっていながら来たんだもの。

なんて自分に言い聞かせて桜並木を進んでいると、

 

まだ咲いている木があった!

 

 

花の中心がやや赤くなり始めているので、もってもあと数日という感じ。

でも、青空の中で満開の桜が見られた音譜

 

 

原っぱゾーンには人っ子一人いません。

数日前の週末は、きっとお花見客でにぎわっていたでしょうに…。

 

 

原っぱゾーンの端にある昭和桜。

おっ、まだ少しお花が残っていますよ。

 

 

ソメイヨシノと違って、花びらがとがっています。

伊豆大島の都立大島公園に植えられている

 

ソメイヨシノの実生から栽培された品種で、

 

ソメイヨシノとオオシマザクラの雑種と推定されているそうですよ。

 

 

お隣の御衣黄は丁度見頃でした。

こちらは時期ぴったり。

 

ソメイヨシノが散ってしまっても、違う桜もあるある。

 

 

と思ったら、まだ咲いているソメイヨシノもありました。

右端に男性が写っていますが、この方が凄かった。

 

私が写真を撮っている正面からやって来て、

 

子供さんが寝そべって乗っているカートをここに止め、

 

この後、木の向こう側にレジャーシートを敷き始めました。

 

写真くらい撮られてもいいということなのかもしれませんが、

 

できるだけ無人の写真を撮りたい私は退散するしかありませんでした。

 

周囲を気にせず、あそこまで自分の思うままに振舞えたら幸せなのでしょうね。

 

いや、知らぬ間に人様を不快な気分にさせて、

 

思わぬところで負の感情をぶつけられているのかも…?

 

 

勝手気ままにシートを広げている男性は放っておいて桜を堪能。

写真を撮っていたら邪魔だとばかりに咳払いをされたので、

 

はいはい退散しますよ 。

 

あなたとお子さんだけの桜ではないでしょうに…。

 

大体、あなたの方が後から来たのでしょうよてへぺろ

 

 

少し暑くなってきたので、涼を求めて池へ。

もみじの青葉が爽やかで気持ちいいですね。

 

 

反対側。

こちらもすでに桜は散っていました。

 

 

いや、少し残っていましたよ。

種類は何かな。

 

 

水鳥はカルガモさんが1羽。

もう数日早かったら、花筏の中を泳ぐ姿を見る事ができたかも。

 

 

池の横の遊歩道沿いのサトザクラ。

葉っぱは出てきていますが、お花は見頃でした。

 

ソメイヨシノが終わっても、楽しめる桜は色々ありますね。

 

 

入口のオブジェと桜。

左が昭和桜、右の奥が追い払われたソメイヨシノです桜

 

ソメイヨシノには少し遅かったですが、それでも色々見られて良かった。

 

 

…と思って外に出たら、うわっ!

少し残った昭和桜とツツジ、そしてハナミズキとの見事なコラボ。

 

 

昭和桜とハナミズキを無理やり1枚に収めてみた。

東京で桜とハナミズキを同じ季節に見ることができるのは珍しい。

 

 

なんと言っても見事だったのはツツジ。

赤とピンクが交互に植えられていて、とっても綺麗な植え込みになっていました。

 

今更お花見に行っても…と諦めずに、

 

思い切って足を延ばしてみて良かったです。