群馬県佐波郡玉村町のマンホール その2 | ゆるゆるな毎日

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水曜どうでしょうやマンホール、キリスト看板などの趣味に走りすぎた日々を綴っています。

群馬県佐波郡玉村町のマンホール、第2弾です。

真ん中に町章、上部に「龍」、

 

龍の左下には町の花「バラ」、右下には町の木「モクセイ」の花、

 

「バラ」の下には「たまむら」、「モクセイ」の花の下には「おすい」

 

の文字が入っているカラーマンホール。

 

 

以前も紹介しましたが、ノンカラーはこちら。

デザインが緻密なので、

 

カラーのほうがよりデザインがはっきり分かって良いですね。

 

 

 

毘沙門亀甲地紋の真ん中に町章、

 

下に「下水道」の文字が入っているマンホール。

 

 

 

真ん中に町章が入っている仕切弁のハンドホール。

 

 

平日だったので、マンホールカードも頂いてきました。

新しく作られた国道354号線沿いにある大きな給水塔。

 

その下にある玉村町水道庁舎と

 

道の駅多玉村宿で配布されていると聞いたので、

 

玉村町庁舎へ行ってみました。

 

 

庁舎の前にあった水道がキュート。

親子のペンギンのデザインですが、いつの時代のものでしょう?

 

レトロ感もあっていいなぁと思いました。

 

 

庁舎の廊下にはカラーマンホールのパネルもありました。

パネルのカラーマンホールは、少しくすんだ色でした。

 

 

頂いたマンホールカード。

カードの右下のピクトグラムは、デザインされているものを表しています。

 

玉村町のカードを確認してみたら

 

花263、木167、おとぎ話15となっていました。

 

番号はカテゴリーごとの連番になっていて、

 

カテゴリーに当てはまるカードのうち

 

何番目のカードであるかを示しているそうです。

 

つまり玉村町の花は全国で263番目、木は167番目、

 

伝説は15番目ということかな?

 

花や木は全国各地でデザインに採用されている一方、

 

おとぎ話を盛り込んでいるデザインは少ないということが分かりますね。

 

 

ちなみに何故おとぎ話にカテゴリ-それているのかというと、

 

天慶年間(938年~947年)、

 

土豪が沼田(現:玉村町五料付近)の美しい娘を平将門に差し出そうとしましたが、

 

その企みを知った娘の父の地頭が、娘を相思相愛の若者の元へ走らせました。

 

娘は土豪の追っ手に錦野の里を流れる矢川へと追い詰められ、川へと身を投げ、

 

追いかけて来た若者も娘の後を追って矢川へ身を投げました。

 

その後、村人が川に2つの碧玉が漂うのを見つけて拾い上げ、

 

娘は龍人の化身で、玉は龍のあぎとにある玉の精と考えて、

 

近戸大明神として祀ったそうです。

 

1400年~1500年頃、利根川の洪水の際に龍神が現れ、

 

竜巻を起こし、祀ってあった碧玉を一つ持ち去ってしまいました。

 

そこで、村人は残った碧玉を二重の箱におさめ

 

別院玉龍山を設けて祀ったそうです。

 

この箱は現在でも玉村町福島にある満福寺に伝わっているそうですが、

 

見ると失明されると言われているため、誰も見たことがないそうです。

 

 

以前、ノンカラーマンホールを紹介した時は「龍の玉伝説」とだけ書きましたが、

 

こういう伝説だったとは知らず、改めて知ることができて良かったです。

 

ちなみに、この出来事の後も度々洪水が起こったため、

 

改に新田村(現在の玉村町上新田、下新田)を造り、

 

龍の玉がきっかけでできた村なので「玉村」という名前になったそうですよ。

 

歴史も古い地域のようですが、伝説が名前にもなっているのは面白いですね。

 

 

玉村町水道庁舎さんではこちらも頂きました。

カラーマンホールの設置場所の案内です。

 

道の駅玉村宿の敷地内にあるということなので、

 

裏面には庁舎からの行き方も書いてありました。

 

何よりも職員の方がとても親切で、嬉しくなりました。

 

 

案内通り、道の駅玉村宿のトイレの前にありましたよ。

こちらは産直あり、お土産あり、そして私の大好きな登利平のお弁当ありで、

 

更に群馬県食肉卸売市場の直営店もあって

 

とってもお買い得なお値段でブランド豚や牛が販売されている

 

とっても魅力的な道の駅でした。

 

写真向かって左に、大型車が沢山停められる駐車帯も沢山ありましたし、

 

何よりも関越自動車道の玉村スマートインターの横にあるので、

 

とっても行きやすいのも良いですね。

 

ETC利用の場合、どこかへ行く途中でここに立ち寄っても

 

再び玉村から乗り直せば、一時退出として料金が更にかかることがないそうです。

 

そしてこちらに直接行けば、カラーマンホールも見ることができますし、

 

マンホールカードも頂けますね。

 

 

マンホール記事のはずなのに、なんだか脱線してしまいましたが、

 

マンホール関連のお話なので、いいですよねウインク

 

 

 

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