千思萬考 | ゆるゆるな毎日

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水曜どうでしょうやマンホール、キリスト看板などの趣味に走りすぎた日々を綴っています。

帰省を月2回にして2か月目。

 

せっかく帰省するので、昼食くらいは高崎や近隣の地域で

 

美味しいごはんを食べたいところなのですが、

 

私が帰省した日の昼食は私が用意する(材料費も作ることも)

 

と思っている母がいるので、

 

実家でサッと作れるものかテイクアウトのお惣菜を利用した実家ごはんばかり。

 

しかし先日、関越自動車道で事故が重なって大渋滞だったため、

 

午前中には着けなくなりました。

 

これはいいチャンス!とばかりに母に電話し、

 

昼食をとってから行くと告げ、行きたかったお店へ。

 

行きたいお店は沢山あるのですが、千思萬考さんへ。

「せんしばんこう」と読み、高崎のお隣の玉村町にあります。

 

 

藍染の暖簾が掛かった門がありました。

営業時間が短いので間に合うかドキドキでしたが、

 

「商い中」の札が掛かっていました。

 

 

入口。

民家の入口という感じ。

 

中が見えないので、恐る恐る引き戸を開けたら、

 

丁度小上がりが1卓開いていました。

 

 

メニュー。

スープは澄んだスープの鶏そば一番絞りと白湯スープの鶏そば本絞りの

 

2種類で、それぞれ醤油味と塩味がありました。

 

そして鶏白湯ベースのつけそばもありました。

 

 

スープの説明も書いてありました。

一番絞りは丸鶏、鶏ガラ、香味野菜などを弱火で炊き出し、

 

最後に魚介系を合わせた清湯スープだそうです。

 

本絞りは一番絞りスープに大量のモミジを加えて

 

強火で鶏の旨味を引き出した白湯スープだそうです。

 

私たちが座った後ろのテーブルの横に、

 

全国のラーメンを食べ歩き、

 

好きが興じてラーメン業界に飛び込んだという店主のことが書いてありました。

 

壁も天井もこげ茶色で塗られており、テーブルもクッションも黒。

 

照明も抑えられていて、窓から入る外光が無かったら薄暗い感じ。

 

カワサキモータースのフラッグや矢沢永吉さんのグッズが飾ってあったりして、

 

店主の趣味が垣間見られました。

 

ただBGMの音が大きすぎて落ち着かない。

 

私たちの後に店主の知人のグループが来店し、

 

店主とだけでなく仲間内でも大声で喋る喋る。

 

永ちゃん歌声と合わさって騒々しいことこの上なかったのが残念でした。

 

 

さて、肝心のラーメン。

私は鶏そば本絞りにしました。

 

具材は鶏チャーシュー、つくね、タケノコ、カイワレ大根、刻みネギ、

 

フライドガーリック。

 

 

スープ。

鶏油多め。

 

青森シャモロックを使っているとあったので、濃厚かと思いきや、意外にあっさり。

 

でも飲み込んだ後、鼻の奥に鶏特有の臭みが仄かに残ります。

 

う~ん。臭みがなければ最高なんだけど。

 

 

麺は中細ストレート麺。

もっちりとして美味しかったですが、このスープだったらもう少し縮れさせて、

 

もう少しスープが絡んでも良いかも。

 

 

鶏チャーシューは2枚。

しっとりと美味しいチャーシューでした。

 

 

つくねは1個。

こちらもしっとりしていて、仄かにショウガが香って美味しかったです。

 

 

タケノコ。

メンマとまではいかなくても、何らかの味付けがしてあると思っていたのですが、

 

びっくりすることに水煮でした。

 

素材の味そのままというのもいいのかも。いや、いいのか?

 

とは言え、総合的に見れば美味しい鶏出汁のラーメンでした。

 

しかし、私の中の鶏出汁ラーメンランキングの上位に変動はなし。

 

残念。

 

というか私の鶏出汁ラーメンランキングなんて誰も知らないしおいで

 

 

実家に向かう際に見た赤城山。

驚くことに積雪がありません。

 

 

赤城山の左(西)の奥に見える山には積雪がありました。

谷川岳かな?

 

 

浅間山。

こちらは見事に雪化粧した姿を見せてくれました。

 

さて、次のチャンスはどこでご飯を食べようかな。

 

 

 

今回のおでかけ

★千思萬考

 住所:群馬県佐波郡玉村町福島1075-14

 営業時間:平日 11:00~14:00、17:00~20:00

      土日祝 7:00~10:00、11:00~14:00

 定休日:水曜日

 公式X:千思萬考