2023年7月の読書記録 その2 | ゆるゆるな毎日

ゆるゆるな毎日

水曜どうでしょうやマンホール、キリスト看板などの趣味に走りすぎた日々を綴っています。

2023年7月の読書記録の続きです。

 

またまたどーすんの?私 細川貂々

仕事を転々としていたてん子が、

 

やりたいことを見つけて絵の専門学校に通い始め、バイトにも勤しむ。

 

学校と職場で出会った人々との出来事が描かれている著者の自伝エッセイ漫画。

 

こちらの作品は、正直、私とはかけ離れていましたが、

 

知らない世界を覗き見したようで面白かったです。

 

おすすめ度:★★★☆☆ 3.0

 

 

毎日がおひとりさま。 あいもかわらず お気楽独身三十路ライフ フカザワナオコ

三十路でフリーのイラストレーター&漫画家の

 

フカザワナオコさんのエッセイコミック。

 

日常の料理から出会いを求めての行動まで、

 

なるほどなぁ…と思いつつ読みました。

 

ただ30過ぎて独身で恋人もいない状態がダメだと思ってらっしゃるようで、

 

ちょっと息苦しかっです。

 

おすすめ度:★★★☆☆ 3.0

 

 

毎日がおひとりさま。 いまだにぐうたら 独身三十路ライフ フカザワナオコ

初めて体験した脱毛エステや回転ずしなど、

 

おひとりさまで色々楽しんでらっしゃる様子が描かれていました。

 

前作よりも男性との出会いにシフトしていないのでホッとしました。

 

というか、私はファミレスも回転ずしも一人で全然大丈夫ですが、

 

ダメな方もいらっしゃると知ってびっくりました。

 

おすすめ度:★★★☆☆ 3.0

 

 

山手線ぐるりおみやげ散歩 伊藤美樹

山手線の各駅周辺の見所や、

 

著者お勧めのお土産や美味しいものが詰まった一冊。

 

知らないお店も沢山あったので、いつか行ってみたいと思いました。

 

古い本なので、高輪ゲートウェイ駅は載っていませんでした。

 

おすすめ度:★★★☆☆ 3.0

 

 

京都寺町三条のホームズ7 贋作師と声なき依頼 望月麻衣

京都寺町三条のホームズシリーズ8作目。

 

大学受験目前の葵。

 

これまで登場した人物たちの中で、色々な変化が起きる。

 

物語は展開して面白かったのですが、もはや謎解きではありませんでした。

 

また作中の「傷物」って発言が引っ掛かりました。

 

あのシーンではそういう言葉で…が大切なのかもしれませんが、

 

作者は女性でしょうし、今時ねぇ…。

 

おすすめ度:★★★★☆ 3.5

 

 

駅に泊まろう! コテージひらふの雪師走 豊田巧

美月がコテージ比羅夫のオーナーになって1年3か月が経ち、

 

二度目の年末を迎える。

 

比羅夫駅に降り立った黒いチェスターコートの男性は、

 

地元民でも予約の客でもなく、ある意外な目的でコテージ比羅夫を訪れた。

 

このお話で、美月は亮の前職を初めて知ったように書かれていますが、

 

前作で亮の兄・健太郎から。チラッと聞いていたはず。

 

最初にその部分に触れていないことに違和感がありました。

 

また小樽から銭函への列車の車窓や、札幌地下街の描写を読み、

 

とても懐かしくなりました。

 

一方、北海道新幹線の延伸に伴い、

 

函館本線の長万部-余市間の事実上の廃止が決定したそうです。

 

北海道新幹線が札幌まで延伸するのは2030年。

 

その頃には廃線になってしまうのかしら…。

 

私が北海道に住んでいた頃は、

 

新幹線の早期実現を願う看板をあちこちで見たので、

 

開通し延伸するのは嬉しい反面、

 

今までの路線が廃止となるのは悲しいです。

 

お話の方もどうなっていくのかな。

 

おすすめ度:★★★ 4.0

 

 

京都寺町三条のホームズ8 見習い鑑定士の奮闘 望月麻衣

京都寺町三条のホームズシリーズ9作目。

 

大学生になった葵。

 

一方、清隆は修行として色々なところへ短期間の修行に行くことに。

 

今回はホームズらしい謎解があったのが良かったです。

 

おすすめ度:★★★ 4.0

 

 

京都寺町三条のホームズ9 恋と花と想いの裏側 望月麻衣

京都寺町三条のホームズシリーズ10作目。

 

1月になり、大学での生活を楽しむ葵。

 

一方、清隆は修行中の幸谷酒造で、ある事件に遭遇する。

 

今回もヒントが多く、分かりやすい謎というか展開でした。

 

また益々人間関係が濃くなっていくなと思いました。

 

おすすめ度:★★★ 4.0

 

 

京都寺町三条のホームズ10 見習い鑑定士の決意と旅立ち 望月麻衣

京都寺町三条のホームズシリーズ11作目。

 

大学2年になった葵と、未だ修行中の清隆。

 

大学や修行先で、またまたちょっとした謎解きに遭遇する2人。

 

自分の追体験をするようなお話もあり、面白かった一方、

 

気恥ずかしいお話もあったので再読はできないかも。

 

今回は前書きやあとがきに「甘め」と書いてある通り、甘めの1冊でした。

 

おすすめ度:★★★ 4.0

 

 

レールアテンダントガール 車内販売にまいりました! 豊田巧

夢を叶えて新幹線の車内販売をする会社に就職した木古内七海。

 

机上研修を経て新幹線に乗車し、乗車研修へと進み、

 

一人前のアテンダントになるべく奮闘する。

 

豊田さんの別のシリーズ「駅に泊まろう!」の

 

主人公の親友として登場する七海が主人公のお話です。

 

ただ、「駅に泊まろう!」の七海は鉄道に詳しいという設定なのですが、

 

新幹線の種類も知らず、研修で学んでいました。

 

また群馬県内の中の下くらいにある公立校高校に通ったとあるのに、

 

実家は大宮となっており、

 

これは卒業後に実家が引っ越ししたのかなと思いつつ読み進めたところ、

 

群馬と大宮を結ぶ高崎線の籠原駅を知らなかったりと、

 

なんともちぐはぐな設定がありました。

 

個人的には車内販売の仕事をしていた知人がいるので、

 

舞台裏を見せてもらえたようで楽しかったです。

 

しかし、出版元が廃刊になってしまったそうなので、

 

もう続きが読めないようなので残念です。

 

おすすめ度:★★★ 4.0

 

 

京都寺町三条のホームズ11 あの頃の想いと優しい夏休み 望月麻衣

京都寺町三条のホームズシリーズ12作目。

 

以前のエピソードを別の人物の視点で振り返るお話が多く、

 

あの時、この人はこう思っていたのかと分かるところが面白かったです。

 

おすすめ度:★★★ 4.0

 

 

京都寺町三条のホームズ12 祗園探偵の事件手帖 望月麻衣

京都寺町三条のホームズシリーズ13作目。

 

修行として小松の探偵事務所で働き始めたホームズ。

 

この作品で名実ともに探偵になりましたが、

 

相変わらず狭い人間関係の中での事件ばかりなので、

 

少し変化が欲しいと思いました。

 

おすすめ度:★★★★☆ 3.5

 

 

大奥と後宮 愛と憎悪の世界 石井美樹子

西洋と東洋、それぞれの後宮と大奥の概要が書かれています。

 

また東西の寵姫や悪女が分かりやすく書かれた章もあり、面白かったです。

 

おすすめ度:★★★ 4.0

 

 

架空枡野日記 バカリズム

バカリズムさんが架空のOL・わたしになって書いた日記。

 

OLらしい日常や心の動きがよく書けていて面白い。

 

おすすめ度:★★★☆☆ 3.0

 

 

変な絵 雨穴

大学の黒板に教授が貼った1枚の絵。

 

後輩に聞いて覗いてみた不穏なブログに載せられている絵。

 

幼稚園のお絵描きの時間に男児が描いた絵。

 

様々なエピソードに出ている絵と、見えて来る真実。

 

ベストセラーになった「変な家」の第2弾ということで期待して読んだのですが、

 

自分で検証することが難しく、謎解きをしながら読むというよりは、

 

ただ読んでしまった感じでした。

 

前作ほどの面白さやワクワク感はなかったです。

 

おすすめ度:★★★☆☆ 3.0

 

 

ひぐらしのなく頃に 第一話 鬼隠し編(上) 竜騎士07

昭和58年初夏。

 

都会から雛見沢村に引っ越してきた前原圭一は、

 

地元の学友たちと仲良くなり、楽しい日々を送っていた。

 

しかし不穏な事件のことを知り、仲間たちへの疑念が湧く。

 

ゲームやアニメにもなった伝説のサスペンスホラーです。

 

私はアニメも観ましたし、

 

以前創刊されたものも持っているので結末を知っていますが、

 

双葉社が児童向けに再販されたと知り、改めて購入しました。

 

加筆修正してあり、またジュニア版ということで読みやすかったです。

 

おすすめ度:★★★ 4.5