雨の日ドライブで立ち寄った唯一の場所は小河内ダム。
都心からは約65キロ西にある日本最大級の水道専用貯水池です。
昭和32年(1957年)竣工で、当時は世界最大規模の貯水池でした。
湖畔にはダム湖百選の碑がありました。
日本ダム協会が認定しているもので、
東京はこの小河内ダムの奥多摩湖と村山下ダムの多摩湖が選ばれています。
土木學會選奨土木遺産の碑もありました。
どなたかが、松ぼっくりを乗せたようです。
人間日時計がありました。
雨模様だったので、試せなくて残念。
日時計の周囲には小河内ダムの建設のあゆみが展示されていました。
写真や年表、細かな説明があったので、建設までの経緯がよく分かりました。
島田磐也の「湖底の故郷」の歌碑もありました。
側にこの歌碑の建設の碑もあり、ダム建設のために小河内村600戸、
約3000人村民が護って来た土地を離れることになった経緯と、
村民たちの哀感を永く後世に伝えるための建立したと刻まれていました。
ちなみにこの歌は東海林太郎さんが歌って大ヒットしたそうですが、
残念ながら、私はその歌を知りませんでした。
湖畔から展望台へと行けるようです。
雨が気になりますが、せっかくなので行ってみることにしました。
人っ子一人いません。
ちょっと寂しい…というか、ちよっと怖い。
左を見ればダム湖の奥多摩湖。
晴れていたら青い湖水が綺麗だったでしょうね。
とは言え、山から霧が立ち上っている様子もなかなかいいかも。
ブイの上に何かいる。
望遠で撮ったら、どうやらカワウがずらりと並んでいました。
水が湧き出るようにポコポコしている場所がありました。
真ん中の空いている部分から、ダム湖へ水が流れているようです。
湧き水なのかな?
展望台が近づいてきました。
でもまだまだ距離があります。
やっと天端の端まで来ました。
ここに小河内ダムの銘がありました。
いよいよ天端。
ブキウギ専務の係長(=ダイノジの大地さん)だったら、
絶対天端ダンスを踊っているはず!
誰もいないから躍ってみようか…と思ったのは一瞬。
だって監視カメラがあるものね。
それに足元が濡れてて怖いしね。
展望塔に到着。
見学者が誰もいなくても、ちゃんと開いていて良かった。
階段を上って2階へ。
小河内ダムのジオラマがありました。
こういうの大好き。
あちこちから見ることができて、提体を堪能しました。
3階が展望塔になっていました。
谷側は、真下から急激に落ち込んでいて、ダムの大きさが実感できました。
広いダム湖も一望。
私は写真の右端からグルッと歩いてきました。
そういう意味でも大きさが実感できました。
眺望を堪能し、階段を下ります。
正面に谷側が見える窓があり、なんだかダムの下まで降りていく感じ。
高さを感じて、ちょっと怖かったです。
提体を歩いて戻る時、先ほどの湧き水のような場所を横から見ることができました。
小さな滝のようになっていました。
少し雨が落ちて来たので、急いで戻ります。
そして雨宿りがてら奥多摩水と緑のふれあい館を見学することにしました。
そちらの様子はまた明日
今回のおでかけ
★小河内ダム展望塔
住所:東京都西多摩郡奥多摩町原
電話:0428-86-2211(小河内貯水池管理事務所)
開館時間:10:00~16:00
(7/20~8/31は17:00まで)
入館料:無料
休館日:12/28~1/4
公式ウェブサイト:小河内ダムの紹介(東京都水道局)
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