昨日の東京ばな奈のパチモン土産に続き、
本日もパチモノ土産ネタです。
と言っても2017年に発見したものです。
写真の整理中に埋もれていた写真を発見しました。
秋田比内地鶏サブレー。
シルクハットを被った可愛い鳥のイラストのパッケージ。
中が見える見本がありました。
鳥の形のサブレーと言えば、鎌倉の豊島屋さんの鳩サブレーが有名で、
各地に類似品パチモンがあることはよく知られています。
秋田にもあったか…と思いつつ、形は鳩サブレーではなく、
鳥型サブレーの雄・ひよ子サブレーの形にそっくりでした。
こちらがひよ子サブレー。
(ひよ子さんのサイトより)
各地でひよこ型まんじゅうをパクられまくっているひよ子さんも、
鳥型サブレーとしては鳩サブレーの二番煎じ。
せめてクッキーだったらパクりではなかったのかも…?
ちなみにクッキーはアメリカから伝わった焼き菓子で、
サブレはフランス発祥の焼き菓子です。
名前の違いだけでなく、サブレは薄力粉とバターの割合が1対1なので、
クッキーに比べるとバターの風味が強いお菓子です。
ひよ子さんも味の違いでサブレにしたのかもしれませんが、
だったらせめて商品名を「サブレー」ではなく「サブレ」にすれば良かったのに…。
「ー」があることで、鳩サブレーに寄せた感がより出ちゃってます。
って、話が逸れましたが、このパチモノはパクりのひよ子サブレーを
更にパクっている孫パクりという感じ。
イラストの可愛い鳥の形には…製造ラインの関係でできなかったのでしょうね。
多分こちらは、各地で販売されている
パクり鳥型サブレーを製造しているメーカーの一つで、
色々な観光地に合わせてパッケージだけを変えて作っているのでしょう。
となると、新しい型を作るとコストが掛かっちゃいますものね。
では、どこが製造しているか確認。
パチモン土産あるあるの販売者のみの記載。
ちなみに販売者は秋田市にある四季彩という会社。
では恒例のJANコードで確認。
「4985089075636」で調べると…。
岐阜県の若尾製菓でした。
ホームページや通販サイトを見てみましたが、
類似品っぽいものはレーズンサンドやチョコレートクランチくらい。
ほかは一般的な焼き菓子やクッキーでした。
パチものメーカーではないのか、それともパチものはサイトに載せていないのか…。
今回はパクりに寄せたさらなるパクりのパチモノ土産でした。
この商品、まだ販売しているのかしら?
そして、この当時は消費税がまだ8%だったんですねぇ…。