分かっていたけど… | ゆるゆるな毎日

ゆるゆるな毎日

水曜どうでしょうやマンホール、キリスト看板などの趣味に走りすぎた日々を綴っています。

年が明けると、「今年はどうだったかな?」と思って計算する医療費。

 

昨年は私が救急搬送されたり、息子の足の怪我の通院などもあり、

 

もしや…と思って集計したところ、僅かに10万円を下回りました。

 

なので、医療費控除の申請はしなくていいなと思っていたのに、

 

先月末、

 

息子が「ごめん。まだあった」と病院の領収書を持ってきました。

 

講義で使うプリントの間に挟んだまんま、忘れていたようです。

 

 

もうやらなくていいと思っていたので、渡された瞬間、疲労感が…。

 

しかし、税金が還付されるなら頑張らねば!

 

今の医療費控除は使った金額を集計し、

 

領収書を添付して提出するのではなく、

 

自分で医療費控除の明細書を作成し、

 

申請書と共に提出するよう変わっています。

 

国税庁のサイトに「医療費集計フォーム」があるのでダウンロードし、

 

それにせっせと入力すれば、

 

申請書を作成する時に連動させることができたので

 

手書きに比べれば楽ではありました。

 

しかし問題はこの先。

 

e-Taxで…と思い、ID・パスワード方式を選択。

 

以前、夫が税務署で発行されたIDを入れたら、

 

パスワード変更を促され、それが終わったのにエラーが発生。

 

国税庁のサイトのはずだけど、もしやフィッシング詐欺系?

 

焦ってQ&Aなど色々調べましたが解決せず、

 

最寄の税務署に電話をしましたが、

 

「混雑しているから掛け直してください」で切れてしまい繋がらない。

 

そこで、忙しい時期に申し訳ないと思いつつ、

 

e-Taxのサポートに電話してしまいました。

 

こちらは掛け直すか待つか自分で選べたので、しばし待ち、

 

無事に繋がりました。

 

 

職員の方に説明したらあっさり理由が判明。

 

我が家は引っ越したので、以前のIDがあっても、

 

夫本人が一度所轄の税務署へ行き、

 

職員の方と対面でやり取りをし、

 

電子申告等開始届出書を出さないといけないようです。

 

え~、オンライン上で手続きできないの?

 

パスワード変更はできたのに?

 

税務署へ行かなくていいサービスを利用するためには、

 

また行かないといけないとは…。

 

税務署が空いている平日の昼間、勤め人が行くのは至難の業です。

 

理由が分かったので、対応して下さった方にお礼を伝え、

 

e-Taxは諦めて、郵送で提出することにしました。

 

 

半日かけて作成し、印刷した申請書と医療費の明細書。

指定の枠に必要な数字を入れれば還付金が算出されます。

 

我が家の昨年の医療費は約114,000円。

 

このうち、10万円を超えた14,000円が対象になりますが、

 

全額戻ってくるのではなく、10万円を超えた金額の10%だけなので、

 

還付金は1,400円お札コインたち

 

申請書を郵送する郵便切手代92円を引くと1,308円…。

 

私の半日の作業によって得られたものは1,308円。

 

いや、問い合わせた電話代160円があるから1,148円だわ…。

 

分かってはいたけれど、金額がはっきり分かった瞬間、

 

一気に脱力しました。

 

しかも領収書は5年間、大切に保管しなければならなくなっちゃった。

 

これも面倒だわ…。

 

しかし!

 

申請しなければ一銭も返ってこないお金なので、

 

たった1,148円でも、頑張って良かったと思おう。

 

そして、今年はあまり病院のお世話にならなくて済めばいいなぁと

 

思った月曜日の午後でした。