あの城を目指せ! | ゆるゆるな毎日

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水曜どうでしょうやマンホール、キリスト看板などの趣味に走りすぎた日々を綴っています。

東北自動車道で盛岡から帰省する時、

 

いつも気になっている建物があります。

 

それはこちら。

小高い丘の上にお城のような建物があるのです。

 

 

この時に引きで撮った写真がイマイチなので、雪の日の写真です。

平泉前沢インター付近の正面に、ドーンと見えてくるのです。

 

 

調べれば何なのかすぐに分かるはずですが、あえて調べず、

 

あのお城を目指してみることにしました。

東北自動車道から姿を確認し、平泉前沢インターで降ります。

 

あとは地図を見てしまえばあっさり着いちゃいそうなので、

 

視界にお城を捉えながら、勘で目指します。

 

 

民家の間の山道の奥にお城が見えます。

細い道でしたが、ここだろうと当りをつけて上ってみました。

 

 

細い道の先に、立派な建物がありました。

これは! いつもお城の右手前にあるあの建物!?

 

 

向かいを見ると、あった!!

無事お城に到着です。

 

 

お城の右横に、細い坂道がありました。

上っていいんだよね?

 

 

恐る恐る上ると、建造物が見えてきました。

おっ、行けそうラブラブ

 

 

坂の途中で右手を見ると、野外ステージがありました。

使われなくなって久しいという感じのステージです。

 

 

坂道の途中から見えていた建造物の前に到着!

門でした。

 

が、入口に細いロープが張ってありました。

 

中には入れないようですがーん

 

 

衣川懐徳館の立て看板がありました。

元はそういう施設だったのかも。

 

たまたま今日は閉館中なのかな?

 

 

門の間から、お城…じゃなくて衣川懐徳館を見てみました。

立派な石垣と3層のお城です。

 

前まで行ってみたかったな。

 

 

門を入った右手に案内板がありました。

正しい名前は衣川収蔵庫徳館のようです。


昭和45年(1970念)に開催された

 

岩手国体を記念して建てられたそうてす。

 

1階から3階までは旧衣川村に伝わる遺品遺物等の資料館で、

 

4階は展望台になっているそうです。

 

それは是非見てみたい。

 

と思ったのですが、後で調べたところ、閉館して久しいみたいです。

 

また模擬天守の衣川城という表記も多々見かけました。

 

衣川城って、文治5年(1189年)の衣川の戦いで、

 

藤原泰衡が源義経や妻子、主従を自害させた衣川館のこと?

 

色々調べた結果、

 

衣川館があった場所ははっきり分からないみたいですが、

 

少なくともこの衣川城こと衣川収蔵庫徳館の場所ではないようです。

 

大体ちょっと考えれば、文治5年に

 

石垣で白壁のお城が存在するわけないって分かりますよね汗

 

 

せっかく坂道を上ったのに全景が見えずにがっかり。

下る途中で見えたのは最初に見たお向かいの建物です。

 

こちらは国民宿舎サンホテル衣川荘です。

 

こちらも後で調べたら、

 

お得なお値段で泊まれて、お料理も美味しそうなお宿でした。

 

我が家は気軽なドライブで行ける距離なので、

 

盛岡にいる間は使う予定はありませんが、

 

世界遺産の中尊寺までもすぐですし、

 

泊りがけで遊びにくるのに使うのは良いかもしれません。

 

 

最後に坂道の下から衣川城を見上げました。

ここからが一番よく見えました。

 

謎がすっかり解明した東北自動車道から見えていたお城。

 

謎は無くなりましたが、いつかあの展望台から眺めてみたいものです。

 


 

今回のおでかけ

★衣川収蔵庫懐徳館

  住所:岩手県奥州市衣川区日向60-2

  電話:0197-52-3311(国民宿舎サンホテル衣川荘)

  駐車場:あり(無料)

 

 

 

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  国民宿舎サンホテル衣川荘の顔出し看板