渋谷の道玄坂には、オリジナルのマンホールがあります。
パッと見ると一体何?という幾何学模様の地紋の上下に
東京都水道局の紋章が入っています。
本来は真ん中に「DOG・EN・SAKA」というプレートがありました。
現在は取れてしまったのか、プレートがはまっていた穴があるのみ。
ちなみに「DOGENSAKA」でなくて
「DOG・EN・SAKA」となっているのは意味があるのです。
「DOG・EN・SAKA」の頭は「DOG」。
渋谷と言えば忠犬ハチ公。
だから変な位置で区切って、DOGにしているのです
そして地紋の意味です。
この角度で凹んでいるところを見ると、
左向きに走っている人の姿が見えます。
そしてこちらの角度で浮き上がっているところを見ると…。
右を向いている犬の姿が見えます。
見る角度によって2種類の絵柄が見える道玄坂のマンホール。
面白くて素晴らしいと思いませんか?
しかしこのマンホールにはまだ秘密があるのです。
犬の中に隠れキャラがあるのです。
まずはこちら。
尻尾がクルンと巻いているのです。
そしてこらち。
首輪を付けているのです。
尻尾と首輪の位置はこちら。
こんな面白い騙し絵的なマンホール、私はこれ以外に知りません。
ただ「DOG・EN・SAKA」のプレートが取れてしまっているのが残念。
昔撮った時は、
まだ設置されたばかりだったのかとても綺麗な状態でした。
ここは人通りも激しいし、劣化も早いのかな…。
これ以上に面白いマンホールをご存知の方がいらっしゃいましたら、
是非教えてくださいな