昨日は白い恋人のパチモン土産の草津の恋人を紹介しましたが、
本日は仙台銘菓・萩の月のパチモン土産です。
その名も草津の清月。
包装紙には湯畑と、月がデザインされています。
中身はこちら。
萩の月よりも小ぶりなカスタードケーキです。
以前紹介した萩の月のパチモン土産の
草津の清月ですが、このお菓子で「月」と付けている時点で
萩の月をパクったのは間違いないでしょう。
さて恒例の裏面チェックです。
パチモン土産にありがちな、製造メーカーも住所も未記載。
でも、この製品もお客様相談室の電話番号だけは書いてありました。
早速フリーダイヤルの0120-063-915を調べてみます。
いくつか引っかかるものの、決定打はありません。
そこで今度はJANコード(バーコード)を調べてみました。
JANコードとは13桁の数字と線が書かれているものです。
今ではどんな製品にでも付いていますよね。
この13桁のうち、左から7桁までがメーカーコードになっています。
厳密に言うと、左から3桁までは国別のコードです。
日本の製品でしたら450から459までと、
460から499までのどれかが付けられています。
そして左から4桁目から7桁目までの4つの番号が
各メーカーの番号になっています。
それを踏まえ、草津の清月のJANコードを見てみましょう。
「4 983248 305785」と書いてあります。
早速4983248を検索。
こちらもいくつかヒットしたのですが、
はっきりJANコードが同じものだと確認できたのは
「徳島に行ってきました。」と「富士山に行ってきました。」という
クッキーのお土産でした。
徳島…の方は、格子状の模様がついた丸いクッキー。
富士山…の方はMILKという文字が書かれた四角いクッキーです。
追跡調査し、
この2つが載っているお土産製造メーカーのサイトを発見!
それはこちら。
愛知県豊橋市の斎藤製菓のサイトのトップページに載っていました。
緑の丸の中のクッキーが徳島…の中身、
赤丸の中のクッキーが富士山…の中身のクッキーです。
これで間違いなさそうですが、
念のため斎藤製菓のサイトの製品情報もチェックしてみました。
…が、「現在準備中です。」と書いてあるのみ。
これは意図的にこうなっているのかしら…。
ではと会社情報などから電話番号等をチェックしてみましたが、
製品に書いてあるフリーダイヤルはどこにも書いてありませんでした。
更に斎藤製菓とJANコードを入れて検索してみましたが、ヒットせず。
こうなったらJANコードで登録事業者が分かる検索をかけてみます。
出た!
斎藤製菓で間違いありませんでした。
こんなにはっきり出るのだったら、
最初からこっちで調べれば良かった
ということで草津の清月の製造元は愛知県豊橋市の斎藤製菓でした。
こちらもどうぞ