新しい製品を作りたいけど、
なかなかアイデアが浮かばない、
どうやって進めたらいいか分からない
という方も多いと思います。
つまり、
何を作ったらいいかわからない
という状態です。
そんな方のために、
製品アイデアの作り方
を体系化致しました。
＜製品アイデアの作り方＞
- テーマを決める
- イメージを膨らませる
- 展開するアイテムを決定する
- 素材を決定する
- 必要な技術を決定する
ひとつずつ詳しくご紹介してまいります。
ぜひブックマークして、ご自身の製品づくりに役立てて頂ければ幸いです。
また、サイトでは「製品デザインアイデアシート」を配布していますので、メールや記事と合わせてご利用ください。
アイデア出しテンプレート
1.テーマを決める
最初はテーマの選定です。
自分が持っている技術や素材を元にテーマを決める方法と、
ネットや雑誌からインスピレーションを得てテーマを決める方法があります。
また、何かひとつ「キーワード」を決め、そのキーワードで検索した結果をもとにテーマとするのも良いでしょう。
例えば、
「真珠」で検索すると「真珠 石言葉」と出てきます。
石言葉を調べてみると、真珠には「純粋・健康・長寿・富」という言葉がありました。
この石言葉から、なんとなく、
地球環境や社会問題といったエシカルな印象
をテーマにする、といった感じです。
2.イメージを膨らませる
テーマを決めた後は、
イメージを膨らませていきます。
イメージが思いつかない方は、以下の方法を試してみるとアイデアが湧くかもしれません。
・テーマから連想されるデザインを描いてみる。
・テーマから連想されるキーワードで検索する。
・身の回りにある物を、写真やスケッチしてみる。
もし、何もアイデアが浮かばない場合は、本屋さんに行ってみることをおすすめします。
本を手に取ってみると、アイデアに繋がることがあるかもしれません。
本屋さんを端から端まで歩いて、気になった本を手に取ってみましょう。
3.展開するアイテムを決定する
イメージが出揃ったら、次に、どんなアイテムに展開していくのかを考えます。
ここでは、
ピアス、指輪、ネックレスなど、具体的なアイテムの種類を決定します。
複数のアイテムと組み合わせてコレクション化したい、といったアイデアが出た場合は、製品アイデアシートを複数枚にわけて、横展開すると良いでしょう。
それによって、アイデアの整理や展開がしやすくなります。
4.素材を決定する
展開するアイテムの種類がきまったら、
イメージに合った素材を検討していきます。
この時に、イメージとしてまとめておいた写真やイラストを見ながら、少しずつイメージを固めていきます。
例えばジュエリーの場合、
・どの地金を使用するか
・どの石を使うか
・異なる素材を組み合わせるか
など、できるだけ具体的に決めておきます。
5.必要な技術を決定する
最後に、
必要な技術を洗い出します。
展開するアイテムが決まって、素材も決まれば、自ずとどういった技術が必要か見えてきますので、箇条書きでまとめておきます。
例えば、石留めが必要な場合は、どのような留め方が適しているかも検討します。
細かい部分は、実際に制作してみないと分からないという方も多いと思いますが、思いつかない場合は、後から書き足せるようなスペースを用意しておくと良いでしょう。
製品アイデア出しまとめ
以上、今回は、製品アイデアの出し方、まとめ方について、5つの項目で解説いたしました。
実際には、スプレッドシートやA4サイズの印刷した紙に、アイデアを書き込むことがお勧めです。
下記の記事では、
「製品デザインアイデアシート」
を配布しています。
今日ご紹介した5つの項目にブロック分けしてありますので、迷わず作成できます。
記事も参考にしながら、ぜひご利用ください。
↑ジュエリーアクセサリー制作と販売に特化したWEBサイトコミュニティ「ジュエリークラフト」
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