ブランドニンニク | つるのブログ

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ウィリアムズ症候群の長男や自閉症の次男の事、それと子ども達にに野菜を食べさせるために始めた家庭菜園について書いていきます。

 今年、テストで植えていた、ブランドニンニクを収穫しました。


 こちらの気候や土壌に合うか見てみたのですが、栽培中の管理や収穫してみての出来で判断してみました。


 味の方はまだ食べていないので、今回は判定していません。



 ちなみに、管理は、嘉定種とほぼ同様にしています。



 まずは、島ニンニク。


 栽培中の伸びが悪く、花蕾の詰りがほとんどで発生していました。


 収穫しても、球は小さく、気候、土壌とも相性がイマイチのようです。


 種球からサイズが小さかったのも原因かもしれません。


 

 ムラサキニンニク。


 島ニンニク同様に、伸びが悪く、花蕾の詰りが発生しました。


 収穫しても、球はやや小さく、土壌との適性がイマイチのような感じです。



 改良早生。


 伸びも良く、順調だったのですが、これを植えている辺りが、水につかりやすい状態になってしまったので、判断できず。


 あまり、良い育成環境では無かったので、球の太りも悪かったです。




 平戸ニンニク。


 伸びも良く、花蕾の発生も嘉定種と同時期に、やや大きく出てきました。


 球の太りも問題なく、鱗片も大きいので好まれやすい品種だと思います。


 種球が高価なので、販売価格が高くなってしまうのが難しそうです。


 

 ここからは、植え付け間隔を倍にした品種です。


 ジャンボニンニク。


 もはや趣味でしか植え付けれないほど、土壌との適性が無いです。


 もっと、深くまで肥沃な土壌が良いと思います。


 今年は、花蕾の発生も無く、サイズも通常ニンニクの最大サイズほどでした。



 ホワイト六片。


 伸びは良かったが、花蕾に詰りが発生して、終盤勢いがなくなった品種です。


 球の太りにばらつきが大きく、イマイチ土壌と合っていなかった様子。



 ニューホワイト六片。


 伸びも良く、花蕾も含めて終盤まで管理しやすかったです。


 球も、安定して大きく、鱗片は栗ほどあり、非常に好まれる品種だと思います。


 しかし、種球が非常に高く、植え付けスペースも4倍必要になってしまうので、販売単価はかなり高額になってしまうのが問題ですね。






 そんな訳で、来季も今季の反省を元に、改良を進めて、全品目をもう一度テストしますが、今年作って手ごたえの大きかったのは、平戸ニンニクとニューホワイト六片ですね。


 土壌の中和化を進めて、堆肥も入れて、保肥力、保水力の強化を進めるのはもちろん、間隔を広く必要とする品種も、間隔をもっと狭めて栽培できないか検討してみようと思います。



 そんな訳で、左がニューホワイト六片の最大クラスで、右が嘉定種の一番大きなサイズ。


 同じように間隔をあけて栽培したものですが、嘉定種の方は、サイズにバラつきがあり、無理して大きく作っている感じ。


 ニューホワイト六片は、このサイズがアベレージで出来るので、これを通常栽培の間隔で作れれば最強ですね。


 それと、鱗片が大きいって事は、一球中の鱗片数は少ないので、種球を多く必要とするってのも難点の一つですね。


 そんな訳で、狙ってこのサイズを作ると、一球の市販価格は、嘉定種が300円ぐらい、ニューホワイト六片では、600円ぐらいな感じですね。