激安パルスオキシメーターは使えるか? | つるのブログ

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ウィリアムズ症候群の長男や自閉症の次男の事、それと子ども達にに野菜を食べさせるために始めた家庭菜園について書いていきます。

 パルスオキシメーター、血液中の酸素濃度を測るものです。


 心疾患、喘息、血栓症、肺梗塞が存在する我が家には、今やパルスオキシメーターは無くてはならないものになっています。


 少し前までは、高価なものでしたが、最近の値段の動向を見ていると、かなり安価な物が出てきました。


 そこで、激安パルスオキシメーターは使えるか?を検証してみたいと思います。





 だいたいの安物は、医療用として使用できないっと書かれていますが、まぁ、家庭用っとして使うので、ここは問題ないでしょう。


 で、2万から3万円ぐらいが主流のオキシパルスメーターの中から、どのあたりの物を検証するかですが。



 当然、一番最安値のを狙います(笑)



 ヤフオク!で落札した、即決価格1990円、送料400円で沖縄よりやってきました。


 総額2390円、どうです激安でしょう(笑)


 これなら、主流の1/10ほどなので、検証やりがいもあるってもんです。


 ちなみに、これは、アメリカやヨーロッパでは認証を取っているらしいです。




 外見は、シンプルないつもの形状。



 今なら、ケースも付いてくる。



 もちろん、輸入品なので、説明書は英語です。



 ですが、まぁ、説明書が読めなくても、電池を入れて、この丸いボタンを押して、指を挟めばOKです。



 あとは、センサーが各データを拾って、数字化してくれます。


 指を抜くとセンサーが拾わなくなったら自動OFFの様子。


 写真の向きが悪いけど、上段の67が脈拍、下段の96が血中酸素量です。



 これだけでは、この数字が正しいのかどうかわからないですね。




 そこで、我が家の常備パルスオキシメーターと比較してみましょう。


 ちなみにこれは、日本で認定を取っている品物で、購入価格24000円だったので、ある程度信頼できるぐらいの値段だと思います。


 便宜上、この記事では、これを国産っと呼びましょうかね。



 さて、激安品を人差し指、国産を中指に付けて測定してみました。



 開始から、10秒間ぐらいまで、激安品は数字が安定しません。


 国産が脈拍が67~72ぐらい、血中酸素濃度が97%~98%ぐらいを示していたのに対して、激安品は脈拍は65~76ぐらい、血中酸素濃度は、95%~98%の辺りを行ったり来たり。


 そのうち、徐々に安定してきました。



 開始後、1分ほどで、国産と比較して、やや低いぐらいで激安品も安定しました。


 どうやら、使用環境で数字に影響が大きく出るようです。


 郵便で届いてすぐにテストしたので、低音下では安定しないようで、体温で温まるので時間は掛かるようです。


 安定した後も、脈拍はほぼ同じ数字を示しますが、血中酸素濃度は1%ぐらい低い数字が出るようです。


 これだと、ギリギリの体調の時は、焦る数字が出るかもしれませんね。



 カイトやナツキの指でも測定してみましたが、子どもの細い指でも問題なく測れるようです。


 ただし、センサーの感度がイマイチなので、子どもが動くと感知しなくなるため、大人しくできない子は寝ているときを狙うしかないですね。



 そして、今なら携帯用ストラップも付いてくる(笑)





 総括


 激安品と言えども、日常的に使用して、健康な状態での数字を把握していれば、正確な数字ではなくても、かけ離れた数字でもでたらめな数字でもないので、体調の目安としての使用方法としては十分に使用できそうです。


 価格的にも、携帯用として使用するのは怖くない値段ですね。