「彼はいい人だ。

でも、私の理想とは違う。

妥協はしたくない!!」

 

 

年齢 29歳

身長 162㎝

体重 48㎏

外見 武井咲っぽい感じ

学歴 高卒

年収 300万台(美容業界)





 

東京・恵比寿と兵庫県にある結婚相談所、

結婚物語。です。

 

入会面談のネット予約はこちらから!


東京、大阪、名古屋、宝殿で面談中。

オンラインでの入会相談も可能です。

 

結婚物語は5つの連盟に所属しています。

※IBJ、BIU、TMS、JMN、良縁ネット

 

インスタ、まめに更新中


結婚物語。ってどんな相談所?

※現在は価格が少しだけ変わっています。

 



結婚物語。仲人Tです。

 

さて、本日は、

 

「妥協」とは一体なんなのか


深く考えさせられる成婚談です。

 


それでは、張り切ってどうぞ!

 


 

【活動のきっかけ】

 

29歳までに結婚したかった彼女は、

23歳から恋活や婚活をしてきました。

 

22の時に別れた元彼が結婚して子供ができ、

幸せそうなのを見て大ショック!!



本気の婚活を始めました。

 

毎年周りに「今年は結婚します!」と宣言し、引き寄せの法則も執着の手放しも自分磨きもアプリも婚活パーティーも友達の紹介も全部やりました!

 



28で、ついにアプリで結婚前提のイケメン彼氏ができました!


「やったー!」と思ったら、


幸せ絶頂の2ヶ月目に突然、

音沙汰が無くなりました…!

 


 

※漫画のコマが借りられるサイト・アルより



30までに子供が欲しい!!

 

よし!!

結婚相談所に入ろう!!

 

 

彼女は美容業界にいるだけあって、

 

①面食い

②高身長希望

③人間性が高い人希望

 

はい!高望み!!

 

そこで、うまく行ってる人のノウハウは全て実行すると決め、活動1ヶ月前から自分磨きを頑張りました。


 

①見た目磨き


肌に課金(レーザー)し、 黒髪ワンレンのヘアスタイルを茶髪前髪ありに変更!さらに1ヶ月に1回の美容室を欠かさず、毎日髪のセットを練習。

 


②希望条件の整理


絶対に譲れないという絶対条件と、

これは譲れるという条件に分けました。




特にスキンシップが好きな人は譲れなかったので、プロフィールは工夫しました。

 

「会話とスキンシップが多い家庭が理想です」 「相手をドキドキさせたい」 「いくつになってもスキンシップを忘れずにいたい」

 

ここまで書けば、ベタベタされるのが嫌いな人は申し込まないだろう!

 


【活動開始】

 

申し込むのは、

「笑顔が素敵な人」一択!

 

写真がいい感じなら、プロフィールにNG項目がなければ申し込むようにしました。 出会ってからNGに引っかかりそうな点が出てきたら、思い込みで断ったりせず、相手に確認を取りました。

 

彼女が最初に決めた

『結婚生活で絶対に譲れない条件』は、

この5つでした。

 

①共働きしたい

❌専業主婦希望の方

⭕️共働き希望の方

 

②今の会社を続けたい

❌ 遠方の方、転勤ありの方

⭕️ 近県の方、転勤なしの方

 

③子供が欲しい

❌子供を希望しない方

⭕️子供希望の方

⭕️再婚、小さなお子さんがいる方

 

④スキンシップを大事にしたい

❌プラトニック、淡白な方

⭕️スキンシップが好きな方

 

⑤整った環境で過ごしたい

❌身だしなみなど清潔感の無い方

⭕️清潔感がある方

 


 

【婚活で意識したこと】

 

①心の扉を開く

 

自分から心を開き、相手にも心を開いてもらえるよう頑張りました。心の扉を全開にするパワーワードがいっぱいのこの本に助けられました!

 


 


②出せる時は出す

 

彼女は高年収ではないですが、元々あげたがり。

無意識で男性にちょくちょく奢ったり、プレゼントを渡していました。

 

手土産をあげたり、自動販売機でジュースを奢ったり、二人でタクシーに乗った時に払ったり、ランチを奢られたらカフェ代を奢ったり。

 

なんと、相手が美味しそうだなと見ていたお菓子を買ってあげたりもしました!

 

そうすると勝手に好感度が上がり、金額的には相手の方が多く出しているのに 「出してもらってばかりで悪いから」と、また食事を奢ってもらうことに!

 

「人は額ではなく、与えられた回数で判断してるのかも!」と気づいた彼女は、 その後も無理のない範囲で財布を出すようになりました。

 



③深い話をどんどんする

 

相手の価値観を深掘りしたかった彼女は、人生観や自己イメージが分かる心理テストを全員とやりました。皆いい人だったので、面白がって付き合ってくれました。

 

人によっては「人生でここまで自分のことを話したことはない」とまで言われました。


仮交際から、それくらい深い話をしていたのです。

 

 

 

【今のお相手との馴れ初め】 

 

彼のプロフィールの第一印象は、

 

笑顔が素敵!

 

お見合い当日の印象は、

優しそうな童顔の年下男子。

 

「そういえば身長が私と同じくらいだな。 

案外気にならないもんだな!

 

スーツも似合ってるな。 

手土産喜んでくれたな。

うん、特に違和感なし♪」

 

TMSという連盟で出会ったのですが、なんと、2人同時に相手に申し込んでいたのです。





11/6にお見合いして仮交際に。

しかし、彼女が仕事で忙しく、

次に会うのがなんと11/28!

 

「平日の夜会えばいいや」と思っていましたが、家が遠くてそれも不可能!

 

そこで、毎日ラインしました!

オンライン電話も、平均1-2時間を3回しました。 電話しながら、この2つを提案。

 

・名前で呼ぶこと

・敬語を外すこと

 

言い出す時は緊張しましたが、相手も喜んでくれました。

 


さて、彼の職業について調べると、ネットにこんなことが書かれていました。

 

✅飲み会が頻繁にある

✅出張はもちろん転勤がある

✅1週間家に帰ってこない日もある 

✅住む場所も指定される(社宅など) 

 

エ、NG案件〜!!(特に転勤)

 


本当ならお断りするしかない!

初デートではここを聞かないと!


緊張しながら当日を迎えた彼女。

 



たまたま同じデートコースを午前は別の男性と、午後は彼と過ごすことに。


しかし、これが、

 

びっくりするぐらい違いました!!

 


午前の男性とは会話があまり噛み合わず、デートコースの坂道が立ちはだかってくるような疲労感を感じました。

 

しかし、彼と歩く道はもう、

軽やかであっという間!

 

いい匂いするし、笑顔が可愛いし、話してて楽しいし、手を繋がれてドキドキするし、柴犬に似ていてかわいいし!



彼女が「頂上のライトアップを見たい!」というと、彼は二つ返事で一緒に待ってくれました。

 

季節は11月。

寒い中、30分以上は待ちました。

 

彼は職業柄寒さや野外に耐性があり、平気そうな顔をしていました。強いんだなあとキュンとした彼女。

 

時々無言になっても居心地が良い。

 

転勤や住む場所について聞いてみると「転勤があっても関西圏。住む場所に規定はない。飲み会も頻繁にないし強制されない。」と言われて一安心!

 


その日は、彼から強くアプローチされました。

 

「〇〇ちゃんはピンときてる?

俺はきてるよ」

 

改札での別れ際は、手を繋がれたまま「好きです」と告白を受けました。

 

めちゃめちゃ恋愛スイッチを押された彼女はドキドキしました!

 

ていうか結婚相談所で「好きです」って何!?

真剣交際のことか!? 

普通にデートなんだが!?

なんなんだ!!かわいいな!!

 

 



でも、まだ会って2回目。


決められなかった彼女は、


「もう少し時間をかけて私のことを知ってほしいし、私もまだあなたのことを知りたい」

 

と伝えました。

 

この時、彼女はまだ彼のことを「かわいいシバ犬系男子」としか見ていませんでした。

 



まだ婚活を始めたばかりなのに、

こんな早い段階で告白を受けてしまった!

 

「やばい!同時進行して他の人も見なきゃ!!」

(普通の恋愛だとこうは思わない笑)

 

 

焦った彼女はお見合いしまくり、交際しまくり、毎日誰かと電話しまくりました。

 


一緒にいて楽しいし、大事にしてくれるし、

彼を選べばいいのかもしれないけど、

 

自分が100%納得して選んだ道じゃないとイヤだ!

絶対結婚するときに後悔する!!

 


その中で、彼と12/25に会う約束をしました。 





「やばい!!

これ告白される!!」

 

腹が決まらなかった彼女は、とにかく他の人との予定を詰め込みました。

 

 




なぜ彼を選べないのか、 

自分では分かっていました。

 


彼女の理想の男性のタイプは、

 

高身長で目は二重、

カッコよくてスーツの似合う人。

犬に例えると、

大きいゴールデンレトリバー。

 



ただ、彼は


シバ犬!! 


へへっと笑ったようなシバ!

色はレッドで小さめなシバ!




身長は低めだし、

年下なのでかっこいいというより可愛い系。

 


シバでよいのか??

シバで良いの、か??

いや・・・違う!!!

 

「シバが良い!!」

そう言い切りたい!!

 

悩むということは、

「その人、が、好き!!」

ってなっていないんだ!!

 

そんな判断で私の人生を決めていいのか!!いや、良くない!!

 


 

彼女は会う人会う人に

 

「好みはゴールデンレトリバーなのに、彼はしば犬なんです!」

「ゴールデンレトリバーが好きな人は、ずっとゴールデンレトリバーが好きなのかな?」

「なぜ私は理想が高いのだろう。」

「しば犬やねん!!しば犬やねん!!」

 

などと喚きました。 

 

その度に「えっ?婚活の話だよね?ペットの話じゃないよね?」とツッコミをもらい、ふて寝もしました。

 

 


そして、

いよいよ12月25日!




 

彼女の腹は、

まだ決まっていませんでした!!

 




夜景が見える、おしゃれなレストランに連れていってくれたシバ。

 

お互いにプレゼント交換し、彼女の好みを考えてくれた、可愛いお花ももらいました。

 


とてもロマンティックな雰囲気で、予想通り告白されました。

 


 


 


結婚物語のスタッフには「告白を保留にすると、相手の気持ちが冷める事もありますよ」と言われていた彼女。

 




どうしよう…!!

 

私が告白されてYESかNOを選ぶ自由があるように、 相手にも私を待つ自由と、他の相手を選ぶ自由がある。それは分かってる。

 

ここで断ったら、

彼は違う人を選ぶかもしれない。

 

 

 

けれど、今の腑に落ちない気持ちで真剣交際に進んだら、私はきっと「もっといい人がいたんじゃないか」と後悔してしまう!!

 

やっぱり、まだ判断できない!

 



断ろう!!

 

シバが私を選ばなくても仕方ない!!

私は、自分の行動に責任をとる!!

 

 



 




クリスマスの夜、

ロマンチックな街中で。

 

彼女は2回目も告白を保留にしました。

 

「私の人生だから、後悔しないために今は判断できない。待っていてほしい」

 

そう彼女に言われた彼は、

改札前で、悲しそうに身を震わせました。

 

 

 

明らかに傷ついている彼を、

彼女も唾を飲み込みながら見つめました。

 





彼は一言、

 

「悲しい・・・」

 

と漏らし、

 



最後にハグをして帰っていきました。

 




 



 

今思えば、

ここが分岐点でした。




帰宅した彼女は考えました。

 


「彼は傷ついた時、素直に気持ちを吐露する人だった。 それってすごいこと。

 

普通の人は、まだ気持ちが分からない相手に告白するのは怖いだろう。

 

断られた時も怒ったり、相手を詰ったり、本当は大して好きじゃなかったって自分の気持ちを誤魔化したり。私もそういうところ持ってる。

 

 

でも、彼は違った。

 

勇気を出して告白してくれたし、

素直に悲しいと伝えてくれる人だった。

 

私なら同じようにできただろうか。」

 

 

 

悩んだ彼女は、お母様に彼のことを相談。

 

「めっちゃいい子やねん!!

でもシバやねん!!

どうしよう!!」

 

すると、お母様から

「シバちゃんの何があかんの〜〜!?」 

と聞き返されました。

 

 



その瞬間、

ふっと腑に落ちた感覚があったそうです。



 

うん......確かに......

ほんまやな......

ほんまや......

 

 

シバの何があかんのやろう。

 

何にもダメなところはない。 

 

背が166cmやけど、別に違和感はない。 

年下っていうのも、気にならない。 

 

美意識が高くて、

話をよく聞いてくれて、

素直で転勤がない。

 

住むところの話もした。

産休育休の条件も大丈夫そう。 

私はこのまま働ける。

シバ犬みたいに可愛い。

 

 



あれ......?

 



私がこだわってたのって、

 

「理想の人と結婚しなかった私」が「世間」的に「どう見られるか」か!!

 




最初の理想から外れる彼を選ぶことが、 妥協のように思えていただけだったのかもしれない!!

 


理想と外れても、自分の心に素直に「シバがいい!」と選ぶことは、全然妥協じゃない。

 

むしろ「新しい答えを見つけた」って感じがする!

 



そういえば…!とシステムに書き込んだデート報告を見てみると、 


初回から今までずっと、彼の褒め言葉しか書いてない(笑)

 

「何か直した方がいいところある?」と彼に聞かれても 、


「全然ない!

全くない!」


と答えていた!!



 

彼女の頭に、

友達が言っていた言葉が思い浮かびました。 

 

「今の彼は理想の顔ではない。

 けど好きな顔」

 


そうだ。


理想が、身長が、ってこだわってたけど、 

そもそも嫌いな顔か?

 

最初から、

笑顔がいいなって思ったからお見合いしたやん!!

 


笑顔が素敵で、

深い話もできて、

大事にしてくれて、

勇気もある人って、

すごく素敵な人やん!!

 


 

そう思った瞬間、

気持ちが溢れ出したそうです。



「おお!めっちゃ好き!

私、シバのことが好きだ!!

 

もしシバと結婚して、ミニシバを宿したらダブルシバじゃん!!」



彼に電話で自分の気持ちを伝えるまで、「待っててー!!間に合えー!!」と必死で願った彼女。

 

願いは通じ、

彼は待っていてくれました!!

 




 

【真剣交際】

 

その後はとんとん拍子に進みました!

 

同棲の日、内見日、顔合わせ、入籍、と日程を詰めていき、逆算して顔合わせ前にプロポーズしてほしいと駄々をこねたら叶えてくれることに!

 

キラキラの中に四葉のクローバーが見えるプロポーズリングで、プロポーズを受けました。 




10月末に婚活を開始。

11月初旬に彼と仮交際スタート。

1月初旬に真剣交際に入り、

1月下旬にプロポーズ。

 

2月にお互いの両親へ挨拶し、成婚退会。

4月に入籍&新居引越し、

12月に挙式。

 

出会ってから1年と少しでした。

 


実は、入籍してから結婚式をあげるまでは色々ありました。

 

「このまま別れるのではないか」と思ったこともありました。

 


そんな時も、二人で腹を割って話し合ううちに、だんだん夫婦になってきたそうです。

 




普通に暮らしていたら、

絶対に出会っていない2人。

 

一度相手を断れば、

二度と会えないのが結婚相談所。

 

後がない場所で出会ったから、

自分の気持ちにとことん向き合えました。

 


今では年下の彼に「甘やかしすぎた・・・」「わがままなところも好き」と言われる幸せな生活を送ってるそうです!

 



最後に、彼女から一言頂きました!




待っててくれた彼、

サポートしてくださった相談所の方々、

忘れ去っていた元カレや今までの辛いこと、


全部のお陰です!!

ありがとうございました!!

 



成婚した人が言う「違和感がない人」って、こんな人なんですね。

 

この人に出会えてよかった。 

 

それ以上に、理想の人への妄想に打ち勝てて、本当によかった。

 

 

このレポートが、今婚活している同志たちの励みになりますように!

 





本当におめでとうございます!!

末長くお幸せに〜!!

 


女子に言いたいこと

「財布を出せ」

 

男子に言いたいこと

「告白する前に相談せえ」

〜女子の気持ちが上がる前に告白したら普通はそこで振られる〜

 



終わり

 

「この人でいいの?」どころか、

一瞬でお互いに決めたカップルの話2つ



同じく美容業界の女子の成婚談


 

次回

「その趣味を書いてるから断られてるよ」

 

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