~狩人の軌跡 第3章~ | 毎日きびきび

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遂に大学生。
気を引き締めていきたいですね。

これまで出会えた全ての人に感謝を。
これから出会っていくであろう全ての人に感謝を。

こんばんわ!!


どーもでっすヾ(@°▽°@)ノ


ついさっき、トレジャーに再び行ってきたよ~♫


そしたら!!


「俺(達)はやったぜ~~!!」(by結界師単行本14巻参照ww)


ついに!<鎧竜の秘玉>と<ゲリョスイショウ>を手に入れました!!


ゲリョスイショウを手にいれ、ベースキャンプに戻る途中、エリア2でババコンガの待ち伏せ(?)にあい、移動を待つ間に、洞窟内でドンドンスタミナが減っていったので、若干焦りましたが・・・・


とりま、冒険用ヘルメットを手に入れたんで、今のテンションはものっすごいハイになっていまぁ~す(=⌒▽⌒=)




Little by little 全速前進!!!-冒険用ヘルメット     Little by little 全速前進!!!-トレジャー 完全版





さてさて、今日の本題、「狩人の軌跡 第3章」でっす!!≧(´▽`)≦


いよいよ、ガルルガ戦も決着!そして新たな展開!!(イリーキさんに助言してもらいました。イリーキさん!ありがとう!)


今までのモンスター戦とは違い、これからはより熾烈な戦いになっていきます!


そして、ティオが最終的に見るものは!?その真相は、最終章にて明らかに!


ちなみに、最終章へ突入するのは、ま~だまだかかります!


ゆっくりと気長にお待ちください(*゜▽゜ノノ゛☆


ではでは、スタートでっす(≧▽≦)


※この小説では、ゲームとは多少違う点がありますが、フツーに読んでください







狩人の軌跡


第3章


雨はより激しさを増す。洞窟内で「ポチャン、ポチャン」と雨水が垂れる音がより大きくなる。


最初に口を開いたのはティオだった。「この次のエリアにガルルガはいるんだよな?」


「あたりや。この次のエリアでとどまっとる。どーやら、寝てるみたいやな。」レナがティオの問いかけに答える。


「おい!!なんだあれ!?岩!?」ティオが急に大声をあげたものだから、


「うるさいよ!大声出すんじゃないよ!」当然のことながら、リカに怒られる。


しかし、ティオが大声をあげたのは必然かもしれない・・・・


3人の目の前にあるのは・・・・エリア7への入口を塞ぐ、巨大な岩・・・・


大の大人が10人で押してやっと動くくらいの巨大な岩だ。


「でも・・・・なんだよこの岩!?」リカもつい大声をあげてしまう。


しかし、どう考えても、落盤などではない。もし落盤なら、もっとたくさんの岩があちこちに転がっているはずだ。

ではなぜ?その疑問は次のレナの言葉で明らかになった。


「これ、見いや。岩が所々焦げとる・・・・・多分やけど、ガルルガがブレスで塞いだんちゃうかな?」


「何!?ガルルガが!?マジかよ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ」ティオが驚きの声をあげる。


「ねぇ、レナさん。そしたら、この岩はどうやったら動かせる?動かさなきゃエリア7には行けないみたいだし・・・・・・迂回してたら、その間にガルルガは回復して、また振り出し・・・・」リカが尋ねる。


すると、その答えはあっさり返ってきた。


「使わんやろうとおもたんやけど、一応持ってきて正解やったわ。大タル爆弾Gと大タル爆弾があるで。」


レナが持ってきた荷車には、罠とその調合素材に加えて、爆弾が積んであった。

3人で手分けして爆弾を岩の周りに設置、少し離れてからティオが通常弾を放つ。


”ドーーーーン!!”凄まじい爆音とともに岩がはじけ飛ぶ。


3人はまだ黒煙が立ち込める中、エリア7へと向かった。


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黒い巨体は、その体を揺らしながら寝息をたてていた。


完全に無防備になってしまうがその間、凄まじい勢いで傷を癒やす。


3人は気付かれないように近づき、あまっていた大タル爆弾Gをガルルガの顔面付近に設置し、少し離れた位置にシビレ罠をしかける。


ティオが爆弾へ向かって弾を放つ、それとほぼ同時に2人がティオの横をぬけガルルガへと向かう。


”ドオオォォーーーン!!”爆音と黒煙があたりに飛び散る。


だが、2人の姿はティオからはとらえられなくなっていた。


聞こえるのは、”ジュバ!”とリカが斬りかかる音や、”ズドーン!”とレナがガルルガに渾身の一撃を浴びせる音だけだ。


黒煙が晴れるまでティオはただ待つしかなかった。

だが、待っていたおかげで気づいたことが1つある。


あくまで音だけだが、レナのハンマーを振り下ろす音が最初とは微妙に異なる。


考えられる原因は2つ。

1つ目は切れ味(といっても殴るだけだが)の低下。だが、あの4冠の1人がそんな初歩的なミスをするとも考えられない。

ならば2つ目の原因、スタミナの減少。これもティオはすぐに否定しようとしたが、それはできなかった。なぜなら、レナは常人以上の力でハンマーを振り下ろす。そのため常人よりはるかに強い打撃を繰り出せるが、常人よりはるかに早い速度でスタミナを失う。

本来、そんなことはない。

恐らくはガルルガの大きさが予想外なほど大きかったのもあるかもしれない・・・・

それか・・・・・レナが焦っているか・・・・・他に理由があるのか・・・・・


黒煙が晴れてきた。


そのなかにいたイャンガルルガは体中に傷を負っていた。ティオはロイヤルエビィーガンをかまえ水冷弾の速射を始める。

イャンガルルガはその場で硬直し、動こうとしない。いや、動けないのだ。シビレ罠のせいで。


しかし、すぐにシビレ罠から脱出したイャンガルルガがティオに向かって火の玉を吐く。


「うわっち!」ティオは間一髪でそれをよけると、再び水冷弾を撃とうとした。


そこに「ティオ!!一回撃つのやめな!肩に力入りすぎだよ!」リカの怒声がティオの行動を制止する。


「なんでさ!俺ならまだまだいけるぜ!」ティオは余裕そうな表情を見せ、リカの言うことに従おうとしない。


ティオがちょっとよそ見をしたすきに、イャンガルルガが2人の包囲網から脱出しティオに向かって火の玉をぶつけようとする。

いつものティオなら余裕でよけられたのだが、今度はそうはいかなかった。リカの言うとおり、肩に力が入りすぎているのだ。


ティオの目の前で激しい爆発音が響く。


レナがティオの盾になり、自らイャンガルルガのブレスからティオを守ったのだ。


「なっ!?レナさん!!!」ティオとリカ、2人の声が同時に響く。


レナに駆け寄っている間に、イャンガルルガは空へと飛び、消えた。


「大丈夫ですか!?」リカが取り乱し叫ぶ。


「なんや・・・・・ガルルガには逃げられてしもたんか・・・・痛っ!」レナが脇腹をおさえ、うずくまる。


恐らく、骨が折れているのだろう・・・・2、3本は折れていると思われる。


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舞台は変わり、街の救護詰所。


レナはあの後気を失い、ここへ緊急搬送された。


幸い、命に別状はないようだが、やはり、肋骨が3本とそれ以外に、右腕が折れていた。


医師から告げられたのは『2ヶ月は入院で絶対安静。その後、3か月のリハビリが必要。ハンターとして復帰できるかはわからない・・・・』とのことだった。


ティオは自分の部屋に閉じこもり、ただひたすらに自分の無力さを恨んだ。


肋骨なら、治ればすぐにでもハンターとして復帰できる。だが、右腕はそうはいかない。医師がいうには『右腕の骨は粉砕骨折といって、骨が砕けていたんだ。それと・・・・・多分あの患者さん・・・・・右腕の腱を痛めていたんだと思うよ。』そう言われた。

右腕の腱を痛めていたのは驚きだった。レナはそんな状態で狩りへと行ったのだ・・・・だからハンマーを振り下ろすときの音が微妙に変わり始めたのだ。


レナは「これくらいのケガ、どーってことないわ!安心せい!アンタのせいやないから。」と言っていたが、ティオは自分の責任だと強くとがめた。


リカからは、「一週間の自宅謹慎。そのあと、ちゃんとレナさんに誤まりな!」そう言われた。


ティオは一週間の自宅謹慎中、リカとは一言も話せなかった。当然と言えば当然だろう。


リカの忠告を無視したせいでああなったのだ。


その肝心のティオは今、ある家の前に立っている。


”コンコン”ノックして返答を待つ。


ドアが開いた先に立っていたのはソラだった。

「どーしたの!?わざわざ家を訪ねてくるなんて。朝早くにどうしたの!?」ソラは驚いているようだった。


ティオはうつむいたままだ。


「・・・・リカから聞いたよ。ヘマやったんだって?」そう言われた。


そこでやっと、黙っていたティオの口がゆっくりと開く。


「うん・・・・俺のせいなんだよな・・・・俺のせいでレナさんがあんなことに・・・・・だから!!」ティオはソラを見上げ、地面に手をついた。


「頼む!!俺を鍛えてくれ!!お願いだ!俺はもう・・・俺のせいで誰かが傷つくのは見たくない!!だから・・・頼む!!アンタの手で、俺を・・・・一から鍛えてくれ!」そう頼み込むティオの目には、母親が死んだとき以来誰にも見せなった涙が浮かんでいた・・・・・


「・・・・・・アタシでよければ・・・別にいいよ・・・・・」ソラはそう答えた。


「いいのか!?」ティオは再度確認する。


「ただし!!アタシはやるからには徹底的にやるからね!!それと、武器は弓へ転向!!アタシの許可が降りるまではライトボウガンは禁止!・・・・それでもやる?」ソラの目はマジだ。


「わかった。・・・・それと、鍛えてくれるのなら、この街をでたい。リカ姉がいたら、絶対に頼っちまう。それに・・・・レナさんがいるし・・・・・本当に強くなってから、レナさんには謝ろうと思う!!だから、それまでの間、街から離れたい。」ティオも目がマジだ。



「いいよ。それなら、期限は5年!!5年間でアタシの全てをアンタに教える!!出発は一週間後だよ」ソラはそう言ったが、あまりに早すぎる出発だ。


「りょうかい!!じゃあ、一週間後、またここに来るよ!!」ティオはそう言い、家のほうへと走り出した。



第3章  完



狩人の軌跡 partⅡ 第1章へ続く!!  



どーでしたか!?ドンドンと進む新展開!!

話のペースは早い気がしますが、このまま突っ走りますよ!!


さて、ソラに弟子入りしたティオ。次の舞台は5年後。


果たして、ティオはどんなに成長して帰ってくるのでしょうか!?

その続きは「狩人の軌跡 partⅡ 第1章」で描きたいと思います!!


ってか、小説なのに第3章で終わりって・・・・・まぁいいか!!


ちなみに、引き続き、アンケート(?)はおこなっています!!お気軽にコメしてくれたらありがたいでっす!


ではでは、SEE YOU NEXT TIME (^-^)ノ~~



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