少しだけやり取りをさせて頂いた際に、
カメラマンっていう言葉に接しました。
何だかこの言葉そのものに違和感?があったのですが、
少しの間自分でもその違和感がどこに原因があるのかな?何なのかなー?と
気になっていたのですが、その後ふと気づいたことが一つ!
最近、傾向的に○○マンって言葉は見直されつつありますよね?
セールスマンじゃなくて、
セールスパーソンとか、セールスウーマンとか、
何かの受け売りの言葉は余り使いたくないのですが、
いわゆる「女性の社会進出に伴って云々」とかいう議論のあれです・・・
で、カメラマンと言う言葉に接して今回思ったのが、
カメラウーマンとか、カメラレディとか、
カメラパーソンとかっていうのは僕の周りでは一切聞かないなーと。
カメラマンっていう日本語だけは、
言葉の進化の過程から取り残されちゃってるのかなー?とか
反対にこのカメラマンという言葉に関しては、
変化を拒む理由が何かあるのかなー?とか思いふけってしまいました。
よく考えてみたら、純粋な日本語だったら「写真家」かな?
とか、
最近はフォトグラファーとかって外来語でも十分通じそうだなとか・・・
写真家=nhà nhiếp ảnh(ニャー ニーップ アンー)
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nhà(ニャー)=家(純粋に"いえ"という意味)、○○家
nhiếp ảnh(ニーップ アンー)=写真を撮る
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今回、面白いなーと「発見」してしまったのは、
写真家の「家」という字。
ベトナム語訳のnhà(ニャー)も本来は人が住む家という意味だから、
このベトナム語のnhà(ニャー)も日本語の家も、
人が住む場所を指す本来の意味合いと、
専門性のある人の職業を表す意味合いとの
2つの異なる意味を持ち合わせている。
ご興味ない人にとってはだから何?って
どうでも良いことに思えるでしょうが、
ベトナム語マニアの僕としては
何だか新しいことを発見してしまったような気分になりました!
せっかくなので「○○家」の応用例を
nhà võ thuật(ニャー ヴォー トゥオット)=武術家
Nhà báo(ニャー バオ)=記者や編集者などを含む報道に携わる人達
nhà nghiên cứu(ニャー ンギェン クー)=研究家
ちょっと長いのでは、
Nhà kinh tế học(ニャー キン テー ホック)=経済学者
などと使うことも出来ますね。
さらには、
本来の「家」の漢越語であるgia(ヤー)という単語があるので、
このgia(ヤー)を使った言い方で、
nhiếp ảnh gia(ニーップ アンー ヤー)=写真家
とか
luật gia(ルォット ヤー)=法律家
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luật(ルォット)=法律
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などとも使え、ベトナム語って本当に表現が豊富ですね!
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