カメラマン、フォトグラファー、写真家?日本語も豊富だけどベトナム語も豊富だぞ! | ベトナムから世界へ!目指せPolyglot!多言語話者への終わりなき道

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18年間ずっとベトナム語一筋!
ベトナム人ネイティブと間違えられることも頻繁になってきたので、今後は多言語を話すことにチャレンジ中。(会話重視)
日本語(母語)、ベトナム語(上級)、英語(中級)
当面のターゲット言語→インドネシア語、中国語マンダリン

先日ある女性の写真家さんと
少しだけやり取りをさせて頂いた際に、
カメラマンっていう言葉に接しました。

何だかこの言葉そのものに違和感?があったのですが、
少しの間自分でもその違和感がどこに原因があるのかな?何なのかなー?と
気になっていたのですが、その後ふと気づいたことが一つ!

最近、傾向的に○○マンって言葉は見直されつつありますよね?

セールスマンじゃなくて、
セールスパーソンとか、セールスウーマンとか、
何かの受け売りの言葉は余り使いたくないのですが、
いわゆる「女性の社会進出に伴って云々」とかいう議論のあれです・・・

で、カメラマンと言う言葉に接して今回思ったのが、
カメラウーマンとか、カメラレディとか、
カメラパーソンとかっていうのは僕の周りでは一切聞かないなーと。

カメラマンっていう日本語だけは、
言葉の進化の過程から取り残されちゃってるのかなー?とか
反対にこのカメラマンという言葉に関しては、
変化を拒む理由が何かあるのかなー?とか思いふけってしまいました。

よく考えてみたら、純粋な日本語だったら「写真家」かな?
とか、
最近はフォトグラファーとかって外来語でも十分通じそうだなとか・・・

写真家=nhà nhiếp ảnh(ニャー ニーップ アンー)

-------------
nhà(ニャー)=家(純粋に"いえ"という意味)、○○家
nhiếp ảnh(ニーップ アンー)=写真を撮る

-------------

今回、面白いなーと「発見」してしまったのは、

写真家の「家」という字。

ベトナム語訳のnhà(ニャー)も本来は人が住む家という意味だから、

このベトナム語のnhà(ニャー)も日本語のも、
人が住む場所を指す本来の意味合いと、
専門性のある人の職業を表す意味合いとの
2つの異なる意味を持ち合わせている。

ご興味ない人にとってはだから何?って
どうでも良いことに思えるでしょうが、
ベトナム語マニアの僕としては
何だか新しいことを発見してしまったような気分になりました!

せっかくなので「○○家」の応用例を

nhà võ thuật(ニャー ヴォー トゥオット)=武術家
Nhà báo(ニャー バオ)=記者や編集者などを含む報道に携わる人達
nhà nghiên cứu(ニャー ンギェン クー)=研究家


ちょっと長いのでは、

Nhà kinh tế học(ニャー キン テー ホック)=経済学者

などと使うことも出来ますね。

さらには、

本来の「家」の漢越語であるgia(ヤー)という単語があるので、
このgia(ヤー)を使った言い方で、


nhiếp ảnh gia(ニーップ アンー ヤー)=写真家

とか

luật gia(ルォット ヤー)=法律家

-------------
luật(ルォット)=法律
-------------

などとも使え、ベトナム語って本当に表現が豊富ですね!

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私、にしみつぐ@ベトナム語マニアは
サイゴン(ホーチミン市)でベトナム語を学習し、
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