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頚髄損傷、脊髄損傷の方々やご家族さん、ご友人が役に立つ情報をお伝えします。

いろいろありまして、脊髄損傷の専門病院ではない一般のリハビリ病院に入院している頚髄損傷の方にお会いしてきました。





実感したのは、脊髄損傷の方を一般のリハビリ病院が入院するのはとても弊害が大きいということでした。





専門病院なら新人でも1週間以内で終了してそうなことでも、1か月以上経過しても達成できていないということです。





それどころか、寝たきりにして、状態を悪化させ、家族に身体精神的に負担を与えていました。






そして、良くあるごとく、「家に帰ったら大変だと」介護者にプレッシャーをかけるのです。





医師も看護師もソーシャルワーカーもすべてにおいて圧倒的な差があることが理解できました。





とにかく、脊髄損傷の方がシステムとしてリハビリ病院へ行くようになることが必要だと感じました。





これは簡単なことではないので、まずは、これからの事業にて法人の活動をしっかりとアピールしていく必要がありそうです。




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福祉車両については福祉機器展で情報収集をしておりましたが、ハートフルプラザにてじっくりと見学させてもらいました。





ご存知の方が多いと思いますが、一応・・・





ハートフルプラザというのは、トヨタの福祉車両の展示です。


http://頚髄損傷.com/link.html




シエンタがモデルチェンジしたので、見たかったというのもありました。





福祉車両でいつも気になるのが、電動車いすやティルト式の車いすでの車の選択です。





ノアやボクシーでも以前は入り口と幅はあるのですが、高さが低い。しかも、女性が運転するにはやや大きい。




ただ、シエンタのクラスでは、大きな車いすは全く大きさが合わないというのが以前の話です。





今回はシエンタが大きくなったのですが、同時にノアボクシークラスも大きく変化していました。





シエンタは高さがまだ低いですが、ティルトやリクライニングすれば大型の電動でも倒して乗車することが可能となっていました。





しかも、前列シートを折りたたむと、ストレッチャーが乗るサイズです。









ノアボクシーの変化としては、車いすの入り口が大きくなって乗車しやすくなり、高さもゆとりがあるとは言えませんが、以前より大きくなっておりました。




さらに、スロープ角度もゆるくなっていました。





車はモデルチェンジするたびに、福祉車両も進化してきますね。





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地域包括ケアっていう言葉を知っていますか?





私は数年前から知っていたのですが、特に気にせず病院勤務をしておりました。





起業するのもあって、勉強したのですが、とてもびっくり。





大きな流れができておりました。




検索サイトで「地域包括ケア」という検索をしてご覧ください。




簡単にいうと、国はお金がないから、金のかかる病院に頼りすぎるなよ。
(邪推しすぎました・・・)



本当は、障がいがあっても、家で生活するための社会的な制度は整えてあるので、住んでいる地域で創意工夫しながら、自分らしい生活を送りましょうという制度です。




すでに進んだ自治体は地域包括ケアが機能しており、これから全国的にもこの考えで進んでいきます。



ただ、急性期病院に勤務していると、全然、声が届いてきませんので、実際はこれからといったことろでしょう。




私としては理念はとても素晴らしいと思いますので、積極的に活用されることを期待しておりますし、来年の法人の重要な事業としても取り組んでいきたいと思っております。


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