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頚髄損傷.comのブログ

頚髄損傷、脊髄損傷の方々やご家族さん、ご友人が役に立つ情報をお伝えします。

移乗動作でいつも気になるのですが、足のポジションを気にしていますか?




少なくとも膝関節が直角より大きくなって、理想としてはプラス20度くらいとなっていますか?




同時に足先の向きが外を向いていませんか?





なぜ、足のポジションに注意する必要があるのかというと





①下肢が床面にしっかり接触することで、下肢から骨盤が安定し、上肢の安定性につながる。

 (ふわふわしない、)



②体重が下肢に荷重されて、上肢の負担が軽減する。



③前方に体重移動しても、ずり落ちにくい。





障がい体験として、下肢を接触させていない移乗と上記の方法での差を感じてくださいね。




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最近、尿についてとても気になることがあります。






脊髄損傷となると、脊髄ショックとなり閉尿といって、おしっこができなくなるため、留置カテーテルでの排尿となります。






その後、完全型の方はいつまで留置カテーテルでの排尿となるでしょうか?





積極的な急性期病院は留置カテーテルを外して、3時間ごとの介助での導尿をする場合があります。





多くの医療機関は留置しっぱなしです。





本当にこれで良いのでしょうか?





膀胱はおしっこがたまらないと、どうなるのでしょうか?





使わなくなるものは、機能が低下したり、変性します。





その後、導尿を始めようとしても、膀胱は変形していたり、ふくらまなくなったり、過反射を起こしたりします。




医療のマンパワーが不足しているため、毎回の導尿をするのは簡単ではないでしょう。





ただ、留置しながらも、クランプといって、排尿を制限して、膀胱におしっこをためることは業務的にも可能なのでないでしょうか?





最近、膀胱が委縮して、過反射を起こしたり、腎臓へ逆流することが多く聞きます。





医療従事者に理想を押し付けすぎてはいけないのですが、当事者が泌尿器の正しい知識をもって、医療従事者と対話していくことが重要と考え、このテーマを書かせて頂きました。






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愛知県豊明市にありますニッシン自動車工業を見学してきました。


http://www.nissin-apd.co.jp/




工場長はいつもお世話になっている方でしたので、お時間を頂きまして、初めて手操作式の自動車運転もさせてもらいました。





手操作式の運転装置や車いすの車載装置は有名なのですが、それ以外にも利用者の運動機能に合わせた様々な調整ができるということでした。





運転がしたいなと思う方がいらっしゃれば、セラピストではなく業者さんに直接連絡した方がよさそうです。





たぶん、工場見学をして詳細に理解しているセラピストはほとんどいないと思います。





車の座面が高い車なども、工夫次第で乗車できますし、とにかくニッシン自動車はプロ集団でした。





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