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頚髄損傷.comのブログ

頚髄損傷、脊髄損傷の方々やご家族さん、ご友人が役に立つ情報をお伝えします。

変なテーマにして申し訳ありません。







頚髄・脊髄損傷になり、自分と同じ損傷レベルでどのようなことができるのか?(結果の話)






また、どのようなことをしてきたのか?(プロセスの話)






これを間近で知る機会がないと痛感しています。







ある時期に、頚損歴が数十年の方で、業界ではスーパー頚損と呼ばれるかなり動ける方がいました。






その方の動きの美しさを見て、頚損脊損歴1年未満の人は驚愕します。







そして、みんなその方と話をして、どのように動いているのかを質問し、話しているうちに目標となるのです。








最近の医療機関はあっという間に退院で、同時期に入院した当事者と関わるのみで、上下のつながりに欠けます。






地元に帰ると、さらに当事者同士の関わりが減少して、どのような生活をしているかを知る機会が全く失われてしまいます。






これでいいのかなぁと感じるのは私だけでしょうか?






通常の社会は、経験者が未経験者を育成するものです。脊髄損傷の当事者は専門家と呼ばれる非当事者が中心に入院リハビリによって経験を積んでいきます。







現状の医療制度では仕方がないことかもしれませんが、われわれがこれから行う事業においては先輩当事者と後輩当事者の交流が当たり前となるよう、専門職に限定されぬよう機会を設けたいと強く感じました。

たまたまテレビを見ていたらフルサークルジャパンの活動が!!




私にとっては,ブログで活動を知っているだけの遠方の団体だったので興味津々に見てしまいました。




車いすでスケートをするのです。




この外人が半端ない!!!!




車いすの操作経験のある人なら,どれだけやっていることが難しいか理解できると思います。




一見の価値があります。




youtubeには検索すると色々出てきます。

https://www.youtube.com/watch?v=Hen35gY-K3s





テレビを見ていてもっと気になったのは,この方の言葉です。





「恐怖を勇気に!!」





やはり,新しいことに挑戦する,前向きに生きている人には強い信念や自分への肯定感を感じます。





私は最近,すべてのことは光と影,表と裏があり,それを自分自身が光にも影にも,表にも裏にもできると思っているので,上記の言葉は非常に深く捉えました。





良い言葉ですね。





フルサークルジャパン

http://ameblo.jp/full-circle-j/


頸髄損傷.com

http://頚髄損傷.com/


最近、とある電気刺激治療を経験しました。




正直なところ、電気刺激治療に関しては忘れたころに使用することがあるくらいでした。




それは電気刺激治療の効果が不明確であることが主だと思っています。





ただ、一つの治療法として有益と考えたため、紹介しようと思いました。




NESSのリンク


https://www.francebed.co.jp/brand_site/bioness/index.html



頚髄損傷でC7不全の方だと、手指内の筋肉は機能せず、手指の外にある指先を曲げる筋肉が機能するため、かぎ爪のような特異的な手の形をとることがあります。 この形が良い悪いというのはケースバイケースなのですが、手の外にある指先を曲げる筋肉がどんどん緊張が高くなって、指が伸びなくなったり、小さいものは持てても少し大きくなるだけで機能しない手になってゆきます。




そのような場合に、指先を曲げる手の外にある筋肉の緊張を緩和してから(色々な方法がありますが・・)、NESSを使用して手指を伸ばし、手指の機能を高めるという話です。


(神経学的や手の機能的な話は小難しいので、割愛させてもらいます。)




使用の際には注意点や禁忌などもありますので、必ず医師やセラピストと相談してください。




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