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頚髄損傷、脊髄損傷の方々やご家族さん、ご友人が役に立つ情報をお伝えします。

福祉アパートっていう言葉は聞いたことがありますか?




最近、福祉アパートを見学してきました。




アパートといっても、実体はきれいなマンションです。




お住まいの方は、生活保護の方が大多数です。




生活費は家賃、食事代、水光熱費をすべて合わせて10万弱。





部屋は6畳一間でトイレと風呂は共用。





アパート内は完全バリアフリーです。





門限はありますが、自由な生活です。お酒も飲めますし、決まった場所で喫煙も可能です。





脊髄損傷の1級の方だと、保護費も含めて15万程度ありますので、結構良い暮らしをしていました。





なお、訪問リハビリも週に3回も無料で受けていますし、もちろん、介護サービスも保護なので無料です。





変な意味ではなくて、日本は本当に良い国です。





施設に入所するより福祉アパートの方が自由で良いですよ。





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経験のある車いす業者さんと頚髄損傷の方の背もたれについて意見交換をしました。




C6の方の背もたれを固いJバックとするか、たわむ布性とするかです。



Jバックを知らない方は下記のリンクをご参照ください。

http://www.accessint.co.jp/seating.html#back


これはセラピストでも意見の分かれるところです。





私は長時間の座位が安定して疲れにくいJバック好きです。





Jバックといっても色々な種類があります。





車の運転をする人が自分で取り外ししにくいというのが、Jバックを選択しにくい理由ですよね。




また、後方除圧や臀部の前方移動にも影響があると考える方もいるようですが、私はJバックの高さ設定と訓練方法により解決できることと思っています。






話がそれましたが、業者さんとの結論は本人が好きな方を選べばいいということです。





お互いにメリットデメリットがあり、感じて選択すればいいのです。





普通の椅子で柔らかい背もたれはありませんよね。これには理由があるのです。





車いすも固い背もたれを経験してから、選択しましょう。




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最近は、脊髄損傷の方が飛行機を使用した国内外の旅行に行くことが珍しくなくなってきました。




私の周りにも多くの方が飛行機を使用して出かけております。




アメリカ、カナダの10時間以上のフライトでも出かけています。




話としてあまりでないのは、小さい機体の場合です。




地方空港からの移動や地方空港への移動ではジャンボ機ではなく、100名以下の小型機で移動することが多くあり、バリアフリーとはかけ離れた環境です。




ちょうど、小牧から青森に空路で移動したいと話があり、FDAに電話して聞いてみました。




脊髄損傷の方ではドクターストップや体調が良ければ階段はリフトや人の手で移動が可能ということで、あっさりと返答がありました。




ただ、大型の電動車いすの場合はどのような対応となるかは聞くのを忘れていまいました。




青森空港からはレンタカーでの移動が可能なので、空港からの移動も問題ありません。




ただ、小さな地方都市は公共交通機関の車いす対応が全くといっていいほど進んでおりませんので、車での移動が中心になりそうです。



どこでも行ける時代ですね。




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