頚髄損傷になると、セラピストも当事者も家族も自宅以外の選択肢として、施設という言葉を用いると思います。
さて、施設という言葉を本当に理解していますか?
頚髄損傷で有名な国立重度障害者センターもリハビリを実施する施設ですね。
多くの方が使用するのは身体障害者療護施設でしょう。
中身は障害者の方の生活の場です。
更生施設という枠がありますが、こちらは治療や社会復帰の場である施設であるため、基本的には入所期限というのがあります。
つまり生活の場ででありますが、療護施設とは入所の目的が変わります。
施設には支援施設、福祉ホーム等々、他にも入所の目的の違いにより分類されているのです。
実際の中身は同じではないかということもあるのですが、併設施設で就労支援を実施しているかどうかで大きく異なるような気もしております。
施設はケアの質が悪いというイメージがありますが、法人によっても大きく異なります。地域でもケアの質の差が大きくあるため、やや偏見ではないかと感じております。
リハビリ業界だけでなく、医師、看護師、コメディカルでも存在するのです。
なお、私が最近訪問した施設はケアの質が良いため、600人の入所待ちということになっているようです。
頚髄損傷ドットコムもよろしくどうぞ。