本日は仕事を休んでC5の方の職場を訪問させてもらいました。
その方は,常勤あつかいで週に2回,午後からの出勤で,それ以外は在宅で仕事をしています。
10年以上の勤続年数と一定の役職についています。
個人情報保護の観点から,これ以上の情報提供は省略させて頂きます。
C5の方が支援団体や当事者団体,自営など以外で職場復帰するケースは本当にまれだと思います。
私の勤めている病院でも10年に1人ではないかという話です。
本当に大変なのです。
復職にはいくつかの壁があります。すぐに思いつくだけでも9つありました。
①移動の壁
②通勤の壁
③食事の壁
④業務の壁
⑤責任の壁
⑥排泄の壁
⑦平等性の壁
⑧体調管理の壁
⑨賃金の壁
見事にすべてをクリアしていました。
私が職場で思ったのは3つの条件
①トップや上層部のポジティブで明確な意思決定
②本人の人間性と実績
③家族の支援
この3つは復職の必要十分条件です。
私が職場でこれを会社の上層部,本人,家族の方と話していたら,納得していました。
もちろん,私も何もしなかったわけでないですが,私の役割は縁の下の力持ち程度でしょう。
復職できて,ただ,嬉しかった・・・,嬉しくて泣きそうだった・・・
正直,毎日毎日,ヘトヘトになるまで朝から晩まで安月給で働いて,色々と考えることはありますが,明日からまた頑張れるエネルギーを本人やご家族さん,職場の方々からもらいました。
どんな障がいを持っていても,働くことはできるという信念を持って,明日からがんばるぞ~
私が管理者のウェブサイト 頚髄損傷.com こちらは頚髄損傷・脊髄損傷者のポータルサイトを目指して随時、情報を拡大中です。
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