手指が動く方の寝ているときの指のポジショニングについて | 頚髄損傷.comのブログ

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手指が動くが非常に弱い、かつ、上肢全体が動きにくい方に対する夜間やベッドでのポジショニングニングについてです。


中心性の頚髄損傷になって3か月以内の方が主な対象かと思います。


多くの方はベッド上で手指を下にして寝ます。


そうしますと、手のひら全体がベッドに「ベタつき」します。


これが問題なのです。


そもそも、手の機能は縦と横のアーチがあります。


あなたの手を見てください。縦方向と横方向に丸みをおびていませんでしょうか?


これが自然な手の形です。


もしも、手のひらが真っ平だったら・・・


あなたの手を真っ平にしてみてください。


想像できるでしょうか?


手のアーチが崩れることで、つまみが努力的になります。つまみが努力的だと、手関節につたわって動きが硬くなります。


筋肉はつながりをもっているため、肘、肩、肩甲骨などど連結し、非効率的な動きになってしまいます。



また、手のアーチが崩れると、筋肉の緊張が変化します。



手は非常に重要なのです。



脳地図を見ると、手が最大の領域を持っています。


よって、手の機能を失わせるようにベッドに手のひらをくっつけず、タオルを丸めたものを親指と人差し指にいれて、手のアーチを崩さないようにしてください。


手は大事ですよ~


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