福祉車両 part7 | 頚髄損傷.comのブログ

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頚髄損傷、脊髄損傷の方々やご家族さん、ご友人が役に立つ情報をお伝えします。

福祉車両par1~6も合わせてご参照ください。



これから記載することについて、非常に躊躇しましたが、個人的な感想として記載する分には良いかと思い、記載させてもらいます。



また、この件に関しては、トヨタへも同様のメールを送付しております。


福祉車両では、電動車いすとセットになったタイプがあります。


下記はアルファード

http://toyota.jp/welcab/alphard/s_liftup/index.html


個人的感想な意見ですが、この製品(サイドリフトアップシートの脱着型)を頚損・脊損の方には、特にお尻の感覚がないかたには以下の理由であまりお勧めできません。





1.リクライニング車いすであること

 リクライニングは臀部が前にずれるので褥瘡ができる可能性がある。




2.除圧機能が高い車いすクッションと電動車いすの座面との大きさが合

 わない。

 よって、専用のクッションを準備する(薄いジェル性クッション?)




3.電動車いすの後輪が比較的前方についているため、スロープを上ると

 きに後方へ転倒する可能性がある(改善されたかもしれません)



4.電動車いすのクッション性が低く、段差でゆれが大きい。





福祉車両と電動車いすがセットになっているトヨタの商品の最大のメリットは車へのアクセスのしやすさであるため、電動車いすとしての機能は、一般の車いすよりも低いと言わざるを得ません。



これを選択する際は、上記のことを参考にして、試乗したのちに選択することを勧めます。




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