昨日の車椅子グローブの続きです。
頚損の方でC6の方ではグローブの脱着が難しいことがあります。
このような場合は、市販品ではMSYが輪っかをつけたものと、ベルクロのものがあります。
以下を参考にしてください。
http://www.msy-glove.com/glove/index.html
結構、高額なので、頚損のリハビリをしっかりやっている施設は、既製品に工夫をして自己での脱着ができるように作業療法士が作成してくれるはずです。
また、車いす業者の中では、ひもとカシメを利用した修正を引き受けてくれる業者さんもありますよ。
また、車いすグローブではショートタイプとロングタイプがあります。
対麻痺(手の麻痺がない)のかたは、間違いなくショートを購入されるべきですが、C6の方ではショートとロングで迷うことがあります。
ロングを選ぶ方は車いす駆動の時に、指や指の根本ではなく、手関節部周囲を当てて車椅子を駆動する方となります。
良くある話ですが、訓練当初はロングを使用していたけど、あとになって邪魔になりショートがほしくなるというケースです。
値段が高額であり、作成まで最短で1か月は要するため、ロングを購入してやっぱりショートが良かったというのはクレームになります。
わたしは、かならず本人さんへロングとショートの両方を試着して自己責任で選択するように伝えます。
そもそも、出入り業者で車いすグローブの試着を常時持っているというのは、少ないかもしれませんが・・・
最後に覚えておきたいこととして、車いすグローブで生ゴムでは、①雨の日に非常に滑りやすくなること
②自分の手の大きさを測ってから購入すること。
③車椅子グローブの革性はハンドメイドなので、たまに自分の手にあっていないことや、カフつきの場合は角度があっていないことがあるので、修正をしてもらえることです。
私のウェブサイト
こちらも参考にしてください。

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