~『『転職の難しさ⑥』』から続く〜
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A社の紹介で、私はとある会社に向かう。
大分類で言うと、私の経験した職だったが、
中分類くらいから違うカテゴリーの会社だった。
私は、気持ちそこそこで、1次面接に向かう。
場所は都内だった。
そこそこ綺麗なビルの1フロア。
毎度の事ながらドキドキしながら待っていると
人事の方が来て、
「おまたせしました。人事の◯◯です。
こちらへどうぞ」
と会議室に通される。
「今から面接官を読んでまいります」
どうやら面接官は別らしい。
少しすると面接官がやってきた。
「おまたせしました。今日面接をさせて
もらいます。営業部の◯◯です。」
どうやら今日は営業の人が面接。
そして、毎度毎度のどんなことをしてきたか?
何故うちなのか?
このあたりは大学生でもないので
それっぽく事前に作った文章をつらつらと
それっぽく話す。
この年になって分かったが、就職の面接なんて
みんなこの辺は同じような事を言うに決まっている。
特段違うエピソードなんてないだろう。
例えば地震のときにうちの町内が一体家が崩壊したけど、家だけ残った。その家がお宅の会社で作った家だった、とか。
死にかけた時に食べて助かった薬がお宅の
会社の製品だったとか。
そんな奇跡のようなエピソードを
持ってる人なんて即合格だろう。
基本的にいかに、その人や会社にマッチするか、
ちゃんと働いてくれるか、そこだけだと感じる。
色々話していると、この会社はメインの製品
があるが、そこから派生で製品を今売り出して
いて、その営業を探しているらしい。
そして、基本的にさっき書いた中分類から違う
製品しか無かった会社なのだが、中分類は一緒で
小分類が違う程度の製品なのだ。
しかも売り先もまさに売りたいところの
経験を私が持っているのだ。
「私、個人としてはあなたには是非来て欲しい
ね。」
後は雑談だった。
おそらく、課長みたいなポジションだった。
ここは結構いいな。
というのも、一応大手商社の子会社のような
ところだが、母体はしっかりしているし、
福利厚生も申し分なかった。
ここの会社も、数日後に1次面接通過の連絡が来た。
これ、ちゃんと最後調整できるのかなぁ。。
そればかりが心配になる。
〜『転職の難しさ⑧』へと続く〜