~『『決着①』』から続く〜
初めての人はこちらからご覧下さい♪
前回より傍聴している人がかなり
少なく、始まります。
結局その罪の行方なんてみんな
興味無くどんな事件だったのか?
のほうが聞きたいという事ですね。
早速判決は始まります。
もう流れとかほとんど覚えていません。
覚えているのは、証言台にいる自分。
そしてはんけを読む裁判長。
そのままのではありませんが、
↓のような事を言われました。
「あなたが、犯した罪に関しては、
示談していること、初犯であること
飲酒後であること、社会的制裁を受けて
いることを考慮にいれた上でも、許される
べきことではない。
よって、懲役1年6月の刑に処す。」
・・・時が止まりました。
全てが終わった。
さよなら、人生。
さよならつまつま妻よ、
そして子供よ。
友人たちよ。
どうぞ1年半の間で私のことを忘れてくれ。
そして、同情なんてしないでくれ。
もう1人で生きます。
何十年もかかるかもしれんが、
死ぬ気で働いてせめて
子供の学費と住む場所だけは守り抜きます。
もうどうでもいいよ。
早く終わらせて、ムショへ
放り込んでおくれ。
コンマ1秒の間でめちゃくちゃ色々と
頭を駆け巡りました。
〜『決着③』と続く〜