刑事裁判⑫ | 突然の逮捕〜仕事復帰まで。突然の転落人生。

突然の逮捕〜仕事復帰まで。突然の転落人生。

順風満帆な生活から一転。
突然の逮捕から社会復帰までの経験談を同じ悩みを持つ方や、その周りの方にお伝えしたいと思い、書かせて頂きます。
文章など、拙いところあるかもしれませんが、お許し下さい。

~『『刑事裁判⑪』』から続く〜


初めての人はこちらからご覧下さい♪

 

場面は私からの懇願の場面です。

最後に言いたいことは?
みたいな感じで始まります。

私「まずは今回の件、謝っても謝りきれないのは
分かっていますが、先ほども申し上げたとおり
被害者の方に直接謝りたいくらい反省しています。
そ重ねて、今回の件で自分が本当に色々
な人に助けられて生きてきたということは
身にしみて分かりました。まずは家族、妻、
子供、そして、親族。血が繋がって
いないにも関わらず、友人、そして会社の
仲間。みんなが心配してくれました。
そんな方々を裏切る行為をしてしまったという
事実は一生忘れないです。このような事は
2度と起こしません。そして、迷惑をかけて
しまった分更生を誓います。」

ずっと思っていた気持ちです。
本当にいろんな方に迷惑をかけて
しまいました。

酷い人間です。
いつの間にか常識を履き違えてしまって
いたのでしょう。
酔っているから許される事なんてないのです。

もう2度とやらないなんて、ただの口約束に
聞こえるに違いありません。
でも私は本気で話しました。
力強くはっきりと宣言できました。

こうして、私は裁判の全てを終え、
次の判決日が決まりました。

約1週間後でした。

その日までは何も起こりません。
ただ判決を待つだけです。

裁判を終え、オドロー先生と帰路につきます。

私「ありがとうございました」

オ「お疲れさまでした」

私「判決、どうなりますかね。。
もしかしたらそのまま刑務所入りって事もあるんですよね?」

オ「まあ、、そうですね。」

私「・・・分かりました。」

もう求刑は実刑なのです。
一時的に自由なだけかもしれません。

そのまま、オドロー先生と別れを告げ、
家路につきます。

やっぱりこのまま死んだ方が楽だなー。
帰りの電車が来る時にふと考えます。
その際、子供の顔が思い浮かんで
思い留まります。

そして。重い足取りで、帰りました。

妻にも、求刑は一応伝えます。

妻は、求刑の長さにえっ!?そんなに!?
という感じ。
なにせ、そもそも未遂です。
最後まで何かしたという訳ではないです。

でも、事実は事実なので、あとは結果を待つだけ。

また暇な1週間を過ごします。



 


〜『決着①』と続く〜