~『『証拠②』』から続く〜
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少し待っているとオドロー先生が
私の前に座ります。
そしていつものごとく、
挨拶以外は私から、のパターンです。
私「これ、まさか全部私の関連する
書類ですか？」
オ「はい、そうです。」
私「ほんとですか。これ普通ですか？」
オ「はい」
嘘でしょ。と思いたくなる量。
これが人数分あるってこと？
これを全犯罪分どこに保管してるの？
えっ、裁判所の下って地下100階くらいある
だだっ広い倉庫なの？
めでたいやつらだ。
全くエコじゃないシステムだ。
ペーパレスが聞いてあきれる。
民間企業にあれだけペーパレスだと言っていて
全然自分たちが整理出来てない。
まあそれより今は証拠の話。
私「ちょっと中見ていいですか？？」
オ「どうぞ」
中はまずは被害者の調書から始まり、どうゆう
事が起こったのか。そしてそれに対する証拠が
写真や画像つきで記載されていた。
驚いたのはLINEのスクリーンショット
までご丁寧にされていた。
ほんとに抜け目なく隅々まで
事細かく書かれていた。
当時どんな服装だったのか？みたいなのも
写真を撮っていた。
というかこんな容姿とかが加害者に見れるような
状態になってるのがおかしくない？と
ちょっと思った。
なんか所々、マスキングされてるけど、
明らかにマスキングし忘れてない？
みたいな箇所もある。
ほんとに糞のような組織だな、とつくづく思う。
絶対に隠さなきゃいけない所が隠れてなかったら
報復だってする輩は必ずいるだろう。
一通り、み終えた。
かなりのボリュームだったし、
自分が傷つくような所やそんな
つもりじゃなかったのに、、のような
部分もあった。
でも人がどう感じているかは
もっと見つめ直さなきゃいけないな。
と改めて勉強になった。
そして、途中から私の事が書かれた内容。
少しふっと息をつき、読み始めた。
〜『証拠④』へと続く〜