令和3年9月26日、50年で更新する鋳鉄管を56年使用して経年劣化で破損し、交野市の3分の1の世帯が断水しました。
 水道料金13%値上げ

 投資的経費を毎年5億円以下に抑える
 ※配水管の更新はさらに遅れ今回のような断水リスクが上昇

 令和3年10月7日、交野市水道事業経営審議会が公開されている審議会であるにもかかわらず、未だ答申が公表されないことから、隠蔽を疑わざるを得ません。そのため、私は、やむをえず、答申を公表します。







 令和3年10月8日、交野市水道事業経営審議会第7回の議事録が公表されているのを確認しましたが、未だ、答申は公表されてません。
 令和3年10月11日、高区配水区域の水道料金は、次回検針で1㎥減らして請求されます。上下水込だと約300円です。なお、当日の水春の入浴料金は880円ですので、お風呂代にはなりません。また、交野市の3分の1が断水した翌日水道料金13%値上と水道管等の更新を抑制する内部の答申が出たにもかかわらず次のやりとりのとおり非公表です。

 山本けい「交野市民の皆様にはいつ知らせるのか?」
 交野市「交野市議会にまず知らせたい」
 山本けい「10月13日の交野市議会全員協議会で説明するのか?」
 交野市「11月を予定している」
 山本けい「は?」

 令和3年10月13日、交野市議会全員協議会が開催されましたが、「交野市議会にまず知らせたい」との持論を展開する交野市から説明はありませんでしたので、交野市議会全員協議会で追及しました。
 令和3年10月14日、「交野市議会にまず知らせたい」との持論を展開しながら、先にホームページで答申を公表し、「直近の全員協議会で説明」との持論を展開し始めました。

 令和3年11月7日、11月の交野市議会全員協議会が開催されました。交野市の3分の1の世帯が断水した件は、過去に配った数枚の紙切れで解決済と考えたのか説明すらありませんでした。
 そもそも、今回の値上げは、資金残高が不足する財政シミュレーションに基づきます。しかし、令和元年度の資金残高が24億8349万円に対して実際は27億4399万円、令和2年度の資金残高が22億2558万円に対して実際は27億8052万円、といったようにデタラメなシミュレーションです。赤字にすらなっていません。


なお、交野市は、当時のシミュレーションに基づくとの持論を展開してますが、当時のシミュレーションがデタラメな理由の説明になってません。

 私は、水道料金の大幅値上げや投資的経費の削減ではなく箱物行政から脱却した上で、正しいシミュレーションをした上で、一般会計からの繰出・水道事業会計への繰入で配水管の更新と経営安定化を図るべきだと考えます。