手嶌葵プレミアムコンサート2024~ピアノ&ストリングスカルテット~ | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

3月31日に開催された手嶌葵さんのライブレポート。
昨年もちょうど今頃拝見しましたが、良いものでしたし、この福岡公演がツアー千秋楽でしたのであらためて観に出かけました。仕事は有給休暇取りました。

13時15分開場。
会場も同じアクロス福岡の福岡シンフォニーホール。
昨年は2階席でしたが、今回は1階席。
といっても、1階最後列の最左端。ライブ中お手洗いに立つ方が多く、その観客を誘導するスタッフさんの出入りで何度も横を通るのであまり良い席ではありませんね。

そして14時開演。
まずはサポートメンバーが現れ、ピアノとストリングスのなか、手嶌葵さんゆっくりと登場し用意された椅子に坐ってうたいました。
この日の曲目はほとんど昨年と同じ。1曲目もこの季節に合う「月のぬくもり」でした。
曲を終え、ようこそ!やっと福岡でうたえるとあいさつ。
様子がおかしいなと思っていたのですがギックリ腰だそうで、それで坐ってうたうようです。
喉は大丈夫だけど時おり眉間にシワが寄ってしまうかも、などと話して沸かせますが、本当に辛そう。

サポートメンバーを紹介。
ピアノ真藤敬利(たかとし)さん。
第一バイオリン向江陽子さん。
第二バイオリン西原史織さん。
ヴィオラ大辻ひろのさん。
チェロ飯島奏人(かなと)さん。
と、メンバーも昨年と同じです。
このメンバーで日本中を廻られて、息もぴったりでした。

「Blue Moon」と「Moon River」を演奏。
と、うたいはじめたところで、なんか違う気がする!と急に話し、やり直しました。
会場は笑いに。ボーカルのキーがちょっと高かったのかな?


MCはずっと博多辯。
「蒼と白」では、空、海が好きなんだなと思う。「昨日への手紙」では、ファンレターを頂くことが増えた。やさしい歌声で返せればと話します。
「さよならの夏」では、このライブの数日前に東京でジブリをうたうコンサートに出演され、この曲を含むメドレーをうたったこと。Little Glee Monsterが「テルーの唄」だったかな?をうたったことを嬉しそうに話します。大好きな歌とも。

次の曲はそのコクリコ坂から…と言いかけて間違いでした~とアルバム青い図書館より「ワインとアンティパスト」と紹介。前半はこの曲のみ昨年と変更されていました。
すかさずピアノの真藤さんがサンノーガーハイ!と昨年と同じ掛け声出し沸かせました。

※前半セットリスト
月のぬくもり
Blue Moon
Moon River
蒼と白~水辺、君への愛の歌~
明日への手紙
テルーの唄
さよならの夏
ワインとアンティパスト


後半が始まりました。
最初の曲はピアノとチェロ、バイオリンのトリオ編成で昨年は後半2曲目で演奏された「ちょっとしたもの」。
この曲は手嶌さんの自作詞で、難しかったけど楽しかったと話します。

新曲を演りますと、次はNHKのみんなのうたで流れた「森の小さなレストラン」。これは昨年のセットリストに無かった曲。
手嶌さんも話してましたが、かわいらしい始まりですが、終盤ではアレっと思う曲。
亡くなられた祖父、祖母のことを思い出したそうです。

昨年も演奏されたオールドシネマメドレー。そしてカバーうたい足りないとボンジュールパリ、ケセラセラ。
1年間この素敵なメンバーでうたえたと感謝の気持ちを伝えます。映画のなかでうたっているようだったとも。

ラスト曲は福岡県民ならみんな知ってると話し、福岡ご出身松田聖子さんの名曲「瑠璃色の地球」。
背景のスクリーンに地球が浮かび上がる演出でした。

※後半セットリスト
ちょっとしたもの
森の小さなレストラン
Old Cinema Medley
・Fascination
・C’est si bon
・Wouldn't It Be Lovely?
・シェルブールの雨傘
・Both Sides Now
・S'wonderful
・Le Vie En Rose
Bonjour,Paris!
Que Sera Sera
瑠璃色の地球

※アンコール
What A Wonderful World

瑠璃色の地球をうたい終えましたが、喋ってる途中でイチチ!と、かなり腰が痛む様子。続けてアンコール曲となりました。
アンコール曲は、これは昨年と同じ「What A Wonderful World」。

ライブはこれでおしまい。そして手嶌さんのツアーもこれでおしまいです。
手嶌さんどうぞゆっくり身体やすめてください。