リハビリ用モビルスーツ | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

昨年のこと。

中断していた艦船模型作りを再開し、2種類の船体パーツをカットし、いわゆるニコイチにしようと思った。

 

しかしこの写真のようにカット位置を間違えるという失敗。
こんなひどいミスはじめて。

2018年に制作開始したこのプラモデル。完成しない。
そもそも、2014年に「驅逐艦 朝霜」が完成して以来、完成品が10年近く出ていない。

確かに、この10年は前職とは畑違い、不慣れな訪問介護という仕事になり忙しかったこと。
ふたつの事業所でダブルワークになり、2年くらいほとんど無休だったこと。
それがもとで帯状疱疹、高血圧症、COPDに罹患し治療したこと。
介護福祉士の試験勉強。これ以外も日々勉強。
両親の介護と死去。
ウイルスの蔓延。
網膜剥離。
ほかにも趣味の活動をしており、確かに作る時間は無かったとも言える。

音楽いぬの昴が、環境変えてみたら?
COPDのリハビリで登山再開した時も、最初は標高100mの鴻巣山から始めたじゃん。
と、云ってきた。

カット位置を間違えた時、確かにリハビリが必要かもと思った。


リハビリとなると、まず艦船、宇宙艦船はナシだ。これが原因で進まないのだから。
うん。それと、難しい工程がある航空機/航宙機もナシ。自動車もナシ。
ガイメレフ(天空のエスカフローネ)、モーターヘッド(ファイブスターストーリーズ)なんかもナシ。
あと、80年代から家にある古いキットもナシ。

となるとやっぱりガンプラか。
押し入れや棚からいろいろと出してみた。

 

懐かしいの出てきた。
左の1/144ドムは高校生(80年代なかば)の頃製作したもの、だったかな?
なんでパープルじゃなくニュートラルグレーで本体塗ったんだろと今は思う。
右の1/144ゲルググは94年製作とけっこうはっきり記憶している。
未だHGUCが出る遙か前のMSVのヤツ。バンダイの名作キットで、ポリキャップは使われていないけどプロポーションがよく当時気に入ってた。

 

これはそのMSVゲルググの未組み立て。
量産型を組んだ時、いつかもっと技術が上がった時に同じキットをシャア大佐機カラーで組んでみたいと保存していたもの。もう30年も放置だけど、これもナシ。

 

モビルアーマーのブラウ・ブロ。1/550。
ゲームセンターに勤めていた99年頃組んだもの。

 

同じく1/550のモビルアーマーザクレロとBパーツガンダム。ブラウブロと同じスケールですがこんなにサイズ違います。
これもゲームセンターに勤めていた頃の作で、当時は仕事の休憩時間に事務所にキットと工具を持参して1時間弱だけですが、組んでた。
とてもはかどり、更に同じ店のパートやアルバイトのスタッフがマネて一緒にプラモデルを作りはじめ、ゲームセンター内に模型部ができた。
仕事帰りに皆で食事しにいき、その時にザクレロってカッコイイよね、なんて話になって、家に未組み立てのモビルアーマーあるから作ってみようかなということで完成したもの。今では懐かしい話。

 

2013年に完成したガンキャノンと同じHGUCのシリーズも少しある。
これ以外の未組み立てガンプラは、80年代から残っているコアブースターとかアッグガイ。

最近ネットオークションで落札したヴァルヴァロ。これも古いキット。

それから、棚のいちばん上にある謎の巨大なハコ。これはシークレット(笑)。

いつかまたちゃんとフネに戻ってこれるように、このHGUCくらいから模型作りのリハビリしてみましょうか。