自転車のオーバーホール | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

22日にわたなべれーなさんのライブを観に出かけましたけど、そのライブレポートの前に、今月初めから休みの日に作業している自転車のオーバーホールの話を書こうと思います。

 

93年当時アルバイトしてたお店。その裏手にあるパチンコ屋の廃墟に大量に放置されていた自転車を地主さんが処分することにし、ウチのお店駐輪場出入口横の路上に山積みして、明日業者が持っていくから置いといてくれとカウンターの私たちに伝えてきました。
アルバイトの皆でもったいないねと話し、持ち帰っていた人もいたので自分もと、2mくらいある自転車の山の真ん中あたりから見いだして引っ張り出したのが、この自転車。
この頃すでに自転車は妹のも含め4輛持っていましたが、三月だったので仮に“彌生”と名をつけ、自転車修理の練習用にと自宅へ持ち帰りました。

乗るつもりもなかったこの放置自転車も、気がつくと来年で鹵獲してから30年になります。

正確な車齢は不明ですが、おそらく車齢31年の“霞”よりも年上。この家の在籍自転車最年長ではないかと思います。

 

まず籐の籠を一旦撤去。写真のようにカゴブラケットが短く、スペーサーを咬ませていましたが、このブラケットも撤去しました。モーターレンチで外します。
そして籠も、何度か風で倒れた際に変形していたので、手曲げで形を整えてます。
これが先々週までの話ですが、この間他の自転車もタイヤやチューブの交換、ブレーキ修理など行いました。“彌生”は急がないのであとまわし。

 

次は今週末の作業。ペダルが渋く、回転が悪いので外したついでに調整。サカエというメーカーの製品で、今ではあまり見かけない製品。もともとは“霞”が着けていたもの。

 

次はチェーンケースの取り外し。と思ったのですが、ネジ山が潰れていて外れません。

 

作業をまた中断し、ちょうど腕時計の電池も切れたので、電池を買うついでに今日の仕事の合間にホームセンターで新たに工具を買ってきました。
修理はまた今度ですね。
それにしてもこの腕時計、昨年の十一月に電池入れたばかりなのに半年でもう交換とは。