かしわ飯 | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

この家で使っている炊飯器は、この家に転居してきた2011年末に、母からもらったもの。
当時母が、勤めていた会社近くにアパートを借りていて、そこを、確か引き払うことになり、不要になったから、ということでした。
一緒に持ち帰った土鍋は今でも使っていますが、炊飯器は2009年製造のものらしくさすがに古く、このところコンセント差し込んでも電源が入らなかったり途中で電源が落ちたりしていました。

 

そこで、新しいのを購入。今まで使っていた象印の製品がよいものでしたので、今回も同じメーカーのもの。何故か新品が8,000円くらいと激安でした。
月曜に配達ということでしたが本日届いたので早速使ってみました。

かしわ飯は福岡の郷土料理。
夕飯はこれと、鶏手羽元の龍田揚げ。

 

まず事前に干しシイタケを水戻ししておき、冷凍保存しておいた薄揚げは湯をかけて油抜きしておきます。
ゴボウ消費量日本一の福岡では、ゴボウは切った状態で売られています。
米はウチでは熊本産の無洗米。シイタケの戻し汁と昆布ダシの素(無塩)も加えて2合分水を入れておきます。
近所のスーパーで売られている、親鶏の、少しかたい肉を使い、これをフライパンで炒めます。この、材料を炒める工程があるのが、かしわ飯の特徴。これをせずに炊飯器に入れると味ご飯になってしまいます。

 

しっかり炒めたらニンジン、ゴボウ、水戻しシイタケ、揚げを追加して更に炒め、料理酒、味醂、醤油を加えて少し煮ます。
炊飯器に炒めた具材を投入し、かき混ぜずに炊きます。

おかずの龍田揚げは、今朝仕事に出かける前に仕込んでおきました。
ボウルに料理酒、味醂、醤油、ニンニク、ショウガ、柚子胡椒、昆布ダシの素(無塩)、蜂蜜を入れて漬け込んでます。
片栗粉の衣つけ、揚げていきます。油は、以前高血圧症の診断が出て以来、米油に変更してます。
天ぷら鍋に油を入れ、そして肉を入れてから火を点け、低い温度からじっくり揚げていきます。ちょうど油が良い温度になった頃できあがり。軟骨もやわらかく食べられます。

 

ごはんも焚けました。

 

10年間おつかれさまでした。