レコードをCDR化(四) | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

レコードをwav音源化したものとCDの音源を組み合わせ、CDRを今回も自作しました。

前回、相曽晴日さんと明日香さんをまとめましたので、今度は同じポプコン繋がりで、雅夢です。

雅夢は三浦和人さん、中川敏一さんから成るフォークデュオ。
1980年にポピュラーソングコンテストに「愛はかげろう」で出場して優秀曲賞を受賞し、同年9月に同曲でメジャーデビュー。愛はかげろうは、当時大ヒットしました。
1984年に解散し、現在は三浦和人さんソロで音楽活動を続けておられ、2017年に2度、ライブを拝見したことがあります。

雅夢は解散までに、シングル9枚、オリジナルアルバム5枚のほか、解散を機にベストとライブ盤が各1枚発売されました。
CD化されているのは、ポプコンマイリコメンドでシングルのAB面全曲と、ファースト、セカンドアルバムの「夢つづり」「風花」。ベスト盤の「Final~彩歴」はCDもありますが、レコードでは2枚組だったのにこちらは1枚で曲数もかなり減らされていました。


まずは、今回はそのマイリコメンドに収録されているシングルに、以前購入して持っていたFinal~彩歴に収録の表題曲と「哀しみのブラマンジェ」を追加で加え、CDRの収録時間がオーバーしたので、愛はかげろうから「追いかけて」B面の「風だより」までで1枚。「サヨナラ、君」を間違えて「さよなら、君」と印刷してしまった!
「霧雨(あめ)の旅人」からFinal~彩歴まででもう1枚。歳歴ではないですよ。
当初、「LIVE!!POPCON HISTORY V」を新たに購入して、それに収録されている愛はかげろうのライブ音源もボーナストラック的に入れようと思ったのですが、これ1曲の為に買うのはどうかと思い、また、ネット配信もされていないようで、こちらは断念しました。


3枚目は、以前に購入して持っていた3枚目のオリジナルアルバム「帰らぬ河のほとりで(1982年発売)」をレコードからCDR化。
このアルバムは一部の曲がベストアルバムCDに収録されているものの、一度もCDになったことがありません。

当時自分中二で、このアルバムから表題曲のほか、「現身(うつせみ)」「たそがれ詩人」など何曲かをラジオ放送から録音してよく聴いていました。
このアルバムを紹介していたラジオ番組のDJが、同じような曲ばかり、などと批判的なことを話してたのをよく憶えています。
今では音楽は多様性の時代となり、考えられませんが、80年代に入ると、フォークソングスタイルは古い、つまらない、若者をダメにする、などとと露骨に批判する方が増えてきたと感じます。
このページで何度か紹介しているラジオ「ベストフォーク20」も山下奈緒美アナウンサーがDJをされていた頃は、音楽愛を感じるよいものでしたが、彼女が、確かご結婚かなにかで退社され、後任の方がその音楽愛のかけらも感じない方で、番組を聴くの止めてしまいました。

久しぶりにこのアルバム聴いてみるとよいもので、あと、懐かしかった。
今の時代でも色褪せない名盤だと思います。