立花綾香インストアライブ | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

以前も書きましたけど、このページでたびたび紹介して、ライブも何度か観にいっている音楽家、立花綾香さんがメジャーデビューされました。
今日はそんな彼女のインストアライブを観に、出かけてきました。

会場は、中央区天神のタワーレコード福岡パルコ店。
16時の開演前に、7曲入りメジャーデビューミニアルバム「HELLO」を購入しました。

※セットリスト
最初はハロー
Eyes
粉雪(レミオロメンのカバー)
あいいろ
ハルノセ

いよいよ開演です。そういえば立花さんのステージ見るの、昨年今頃行われたトルネード解散ライブ以来1年ぶり。
これまでも、笛田さおりさん、riecoさん、石野田奈津代さんと、好きな音楽家がメジャーデビューする場面を見届けてきたけど、何度見てもよいものですね。おめでとう。

まずは「最初はハロー」。オケと、彼女のキーボードで演奏されました。
昨年「photo × music」と題し、フォトグラファーの藤田葉さんとのコラボ企画で動画をアップされていましたが、これはその時の1曲でした。

  ハローハローはじめましてどこかでお会いしましたか

インパクトのある出だし。ハスキーボイス。
初めて彼女の曲を聴いたのは、2017年のはじめ頃だったろうか。
当時、熊本の大学生の音楽家れーなさんと出会い、動画サイトにアップされているれーなさんの曲を聴いていくなか、れーなさんが立花さんと組んでいたユニット、トルネードの「はいいろ猫の反抗期」を聴いたのが最初でした。
あの時も一聴して、このれーなさんと一緒にうたっている人は誰だと、インパクトのあるボーカルにおどろいたのを憶えています。

2曲目は、これまでもライブで演奏されてきた「Eyes」。
こちらはオケとともにうたいました。
ステージ衣裳は、ダークグレイのシャツにブラックジーンズ、だったかな?大きめのイヤリングもきれいでした。

今回のレコ発インストアライブツアーでは、カバー曲も演奏されているそうで、ちょうど今の時期に合う曲だとして「粉雪」。これ以降はキーボード弾き語りで演奏されました。
笑みをキーボードに零して弾き語る立花さん。あの曲がこうなるのかと、これも軽い感動がありました。

「あいいろ」は、これも歌詞が印象に残ります。

  10年前のわたし 今の私は思ってた未来と違うかな
  10年後のわたし 今の私はここにいてもいいですか?

  そして涙が乾くころ この朝は照らしてくれる 必ず
  今日が始まるその前に 少しだけ私を愛そう

新しい環境。これで合ってるかな、なんて思うよね。
先週ライブを観た大御所のヤスさんでさえ、目覚めた朝の鏡の前の自分をもっと信じてやれよとうたってます。
でもこの日の彼女の目には、未来しか見えていないと感じました。

MCは少なめ。
以前のライブでも聞かせてもらったことがある、福岡市で数年暮らしていたことがあるといった話など。

ラストは「ハルノセ」。
これも力強いボーカルと歌詞が印象に残ります。
これから新しいステージで演っていく、強い強い決意が、歌詞から感じとれます。

ライブが終わり、あいさつ。
写真のサイン入りカードを受け取りました。
久しぶりですねと立花さん。何度かお会いしたことがあるのでなんとなくでも憶えててくれたのかな。嬉しい。

遂にやりましたねと声をかけました。
ハルノセは漢字を宛がうとしたらどうなる?と訊いてみたところ、確か春ノ瀬?と話してたかな。「瀬」だったのははっきり憶えてます。何故この字なのか、何度も聴いてみよう。

来年1月25日に、福岡でホールライブも決まってます。先ほどチケットを郵送してもらうようメールしました。
これからの音楽活動楽しみです。
彼女はほかに、 (K)NoW_NAME(ノウネイム)というアニメーションの曲専門のユニットにも所属してボーカルを務めてます。こちらの活動はどうなるのかな。