ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

7月8日の日曜日、いつもの移動支援の仕事が無かったので映画を観に出かけました。

「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」。
2016年に公開された「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に続く、スターウォーズの外伝第2作目です。
事前情報では、米國での興行成績は振るわず、賛否が分かれる作品とありました。
それで、なのか、日曜昼なのに観客はまばらでした。

ハン・ソロはスターウォーズ第1作目(エピソードIV新たなる希望)から登場している、物語を形作る中心的キャラクター。
身長が2m以上もある大猿を彷彿とさせるウーキー属のチューバッカと組み、銀河系最速を謳う宇宙船ミレニアムファルコンを驅って密輸を行っている無法者。
主人公のルークやレイア姫と出会ったのがきっかけで、(紆余曲折はあったものの)反乱軍に加わり、主人公たちを助けて活躍します。

今回の作品は、若き日のハン・ソロの物語。
惑星コレリアで過酷な暮らしを強いられているハンとキーラ。
愛しあうふたりは自由を求め、ある不正をはたらいてこの星からの脱出をはかるが、ハンは脱出に成功し、キーラはコレリアに取り残された。
ハンは一途だった。捕らえられたキーラを救いたい一心で帝国軍に入り、宇宙船パイロットとなって再びこの星に戻ろうと考えた。
(※この時、敵の目から逃れる為に帽子や服をさりげなく奪ってハンが変装するのですが、このシーンがかつてハン・ソロを演じたハリソン・フォードが主演の映画「逃亡者」で、警察の目から逃れる為にお祭りの人波に紛れ、拾った帽子などで変装するシーンを思い浮かべました。)
帝国軍兵に志願するハン。天涯孤独だとはなすハンに、受付の兵士は、ではハン=ソロだなと告げる。

帝国軍に入ったハン・ソロだったが、3年が経過してもパイロットなどにはなれず、惑星ミンバンで地上兵としてやはり過酷な日々を送っていた。
その時、同じ部隊にいたふたりの兵士が、戦場荒しと呼ばれる盗賊だと気づく。
自分も仲間に入れろと頼むハンだが、信用してもらえず逃亡兵として3日間なにも食べていないという猛獣?のいる穴へ放り込まれる。
猛獣?はウーキー属のチュー・バッカだった。奴隷のように扱われていたチューバッカに、ウーキー属の言葉で話しかけるハン。
意気投合したふたりは脱出をはかるのだった。


その後キーラと再開するのですが、そのキーラの正体や、ジャバ・ザ・ハットとの因縁など、語られていない部分もあり、もしかして続編も考えているのかな、なんて観終わって思いました。

ウオーっというほどまでの感動は正直ありませんでしたが、なかなか良いものでしたよ。