ライブアーカイブスvol.17~松尾一彦2010.2.14 | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

松尾一彦ヴァレンタイン・スペシャルライブ in福岡


~~オープニングアクト久米博之・セットリスト~~
all dream
ストラッターな夢
5つの火がともるまで
遠い森の記憶


~~松尾一彦・セットリスト~~
my funny Valentine(カバー)
so far away(Carole Kingのカバー)
there's no shoulder
tenderly
オー・ヨーコ
星くず
ガラスの破片
波音だけは消さないで
スカイレストラン(Hi-Fi・Setのカバー)
冬のソナタ(カバー)
哀しき街
最終便
all my loving(The Beatlesのカバー)
lady madonna(The Beatlesのカバー)


~~アンコール~~
言葉にできない
bye bye baby

 



16時半のゲイツ7。I.W.ハーパーというバーボンをロックで註文して会場入り。
昨年5月に福岡へ来てくださった松尾一彦さんが、再び関門海峽を渡って来てくださいました。
薄明かりに照らされたステージに現れた松尾さんと、前回に続きサポートで鍵盤とコーラスを担当される竹田元(はじめ)さん。
1曲目はバレンタインということでなのか、my funny Valentineというカバー曲。

MCあれこれ。
前回(昨年5月9日)福岡へ来たときは飛行機に乗ったのだけど、飛行機が揺れて揺れてパニクってしまった。
今回は新幹線で、これも同じくらい揺れるけど、車輪が附いてて地面を走っているから安心感がある。ゆっくり車内で眠れた。
…それで、前回はあんなに緊張してらしたのかな?

my funny Valentineのバレンタインは人名なのだそうです。

オフコースにおられた頃、雑誌か何かの企画で好きなものと嫌いなものを書くところで、手作りチョコとクッキーが嫌いと書いたそうです。
当時はチョコレートの甘さが理解できなかった。その後いろいろと批判の手紙を受け取ったみたい。
それが今では、コーラ・キャラメル・チョコを発明した人はエライと思えるほどお好きなのだそうです。チョコレートフォンデュがおいしかったと話しておられました。

楽曲「スカイレストラン」について。
オフコース時代のまだ売れていなかった頃、ハイファイセットとオフコースとでよくジョイントライブを行っていた。
メンバーの小田、鈴木氏とハイファイセットの山本潤子さんは大のなかよし。僕等は(売れていないので)先に演奏して、その後舞台袖なんかでハイファイセットの演奏を聴いてた。
そんな頃の思い出の好きな曲。

次の楽曲は何故か「冬のソナタ」(笑)。
昨年末にクリスマスライブを行ったとき、曲のメドレー演奏をしたそうです。そのなかにこの曲のイントロ部分だけをギャグで入れてみると大ウケ。うたわないのですか?と問われて、じゃ次の1月のライブで演りますということになり、この福岡でも演ることになったようです。
このフットワーク?の軽さがイイですね。

「哀しき街」を演奏開始。と、中断してピアノの竹田氏に、あれ?こんなテンポだっけと尋ねる(笑)。
まさかとは思いますが、一瞬メロディを忘れたと話しています! 竹田さんはギクっとした顔で、突っ込みようがないよと話します。
松尾さんって、あんがいオチャメさんですね。
しかし、この演奏は見事でした。



ライブ中の写真を貼っていますけど、これは松尾さんが急に「all my loving」の演奏前に写真撮ってもいゝよと客席に呼びかけたので、自分もすかさずGRを取り出して撮ったものです。
しかもこういったブログでの使用もその場で許可。やっぱり松尾さんってオチャメさん。

「街」って何度聴いてもイイ曲だなと思っていると、ライブは終わりました。
すかさずアンコール。

ハーモニカを持って再びステージに立った松尾さん。会場から軽いどよめきが起こりました。
やはり松尾さんといえば、ハーモニカ、なのです。

原曲はすごい高いキーでうたっているから僕はキーを下げますとおっしゃって、オフコースの名曲「言葉にできない」を演奏。
もともとは小田和正氏のボーカル曲ですが、松尾氏のボーカルも味があります。
そしてハーモニカ! いかん、やっぱり81、2年頃のオフコースは青春そのもの。いろいろな思いや思い出が溢れ出してもう少しで涙出るトコでした。
生で聴くと、「言葉にできない」のハーモニカってこう聴こえるんだ! びっくりしちゃった。

ライブを終えサイン会ですが、自分はCDコンプリートしているので挨拶して握手させてもらい、帰宅しました。家にある「Yesterdays」のCD持ってくればよかったかな。
また会いたいです。

 

 

 

 

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アメーバブログを書き始める前に、mixi日記で書いていた過去のライブレポートを転載していくライブレポートアーカイブスの17回目。

 

今回は松尾一彦さんのライブレポートです。

このアーカイブスのvol.9で、初めて観に出かけた彼のライブのはなしを書きましたが、この記事のライブはそれに次ぐ2度目でした。

彼がうたう「言葉にできない」をこの日初めて聴き、これは本当に衝撃でした。