兇暴な山猫の帰還 | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所

>兄貴。コレお酒だよ!晩酌やめたんじゃなかったの?

これは珈琲だよ。



・・・・・・・・・@!

>ほらぁ。ビビーも分析結果は酒だっていってるじゃん。

ま、飲みたい夜もあるのさ。あいつが戻ったからね。
理映子のライブ観て帰ってきましたが、レポート書く前に。

 

 

 

 

この家には妹のも含め合計7輛の自転車がありますが、内2輛は長期故障中でした。
このうち、変速機が不調(ハイギアに入らない)マウンテンバイクをなんとかしようと、昨年暇をみて調整を試みたのですが、結局直らず。
2014年の夏にタイヤを交換した後くらいから調子が悪くなり、約3年間、予備の自転車としてベランダでカバーを被せたまゝ放置されていた彼女に光明が見えたのは先月中旬。

自転車“霞”で、王丸山にチャレンジし、登頂した翌日、車輪から異音が。
見ると後輪のスポークが1本折れており、これは修理だなと、久しぶりに自転車店へ修理に出しに行きました。
泊りがけでしたが、すぐに修理は完了。そして受け取りの時、家に変速機が故障している古いマウンテンバイクがあると話し、それも修理してもらうことになりました。

このマウンテンバイクはパナソニックのマウンテンキャットR。 マウンテンバイクがまだまだめずらしかった1991年式。
92年の1月に購入して車齢は25年にも達します。パナ山猫属の最後の生き残り。

修理してくれたのは、2009年に霞のBB(ボトムブラケット)を交換してくれた、城南区荒江のしのはらサイクル。
果たして持ち込んでみると、すぐに故障原因が分かりました。
原因は変速レバーで、これを釣具のリールに例え、25年も前のだから劣化してワイヤの捲き上げがうまくできなくなっているそうです。
変速レバーとブレーキ類に加え、更にガタがあったBBも交換することになりました。



これは2009年に撮影したハンドル周り。


そしてこれが、修理完了後、ブレーキと変則レバーの角度等を調整したハンドル周り。だいぶ印象が変わりました。


修理完了して帰還した山猫。
タイヤが太すぎるなと思い、思い切って細いタイヤに履き替えることにしました。
今までのが26x2.10(インチ)で、新しいのは1.75。シュワルベというメーカーの製品です。チューブは旧パーツ。
太さは、半分くらいになったように感じます。

最初、更にネットオークションで中古ホイールを購入し、用途に合わせて車輪ごと交換し細と太を使い分けようかなと思ったのですが、太いトレッキング用のタイヤを履かせても、もう古い車体が激しい路面に耐えられないだろうなと思って止めました。


少し錆取りをし、兇暴な山猫が下に降りました。

エアを入れて乗ってみると、購入当時の走りの感触を思い出しました。

キリンビールのラベルの動物の繪から、購入以来麒麟、または麟の愛称で呼んできましたが、不死鳥のように甦ったことから、霞と同じく帝國海軍驅逐艦でやはり不死鳥と呼ばれた“響”に、名を改めることに決めました。