東亜プランシューティングバトルvol.1 | 若宮桂のブログ・空と海がぶつかる場所
久しぶりにゲームソフトをネットオークションで買った。

何年ぶりだろう?

今日は、勉強は休んでゲームで遊んだ。

以前も書いたけど、アルバイト時代も含め90年代の約10年間はゲームセンターに勤めていた。
とはいえ、ゲーム好きだったのは学生だった80年代までで、93年まで働いてたアルバイト時代はあまりゲームのプレイに興味がありませんでした。

そんな私も、94年から働きはじめたゲームセンターで再びゲームのおもしろさを見いだし、また、商品知識を得る意味もあって、ゲームのことを勉強もしました。
もうだいぶ忘れてしまったけど、ゲームの歴史やレトロゲームのこと、トランプで遊べる主要なゲームのルール、麻雀や花札の役や点数も覚えました。もちろん新しく出るゲーム機械やプライズ品のことも。
子どもの頃駄菓子屋に通ったこともほとんどなく、ゲームで遊んだのは85~89年の5年間だけだったので知識は浅く、覚えることは多かったけど、それなりに楽しかった。

そんないきさつもあり、家庭用ゲームも再びよく遊ぶようになっていったので、この部屋は今でもレトロゲームだらけです。
今はゲームでほとんど遊ばないのですが、こんな風にタマに遊びたくなるので、記録の意味も込め多くを動作可能な状態で残してあります。


「東亜プランシューティングバトルvol.1」は、そんな、ゲームセンターで働いていた1996年に発売されたプレイステーション(PS)専用ソフト。
80年代にマニア向けの高難度シューティングゲームを多数発表して一時代を築き、その後93年に倒産した東亜プラン(東亜プランニング)の大ヒット業務用ゲーム「タイガーヘリ」「究極タイガー」「ツインコブラ(究極タイガーの海外版)」の3作品が収録されたゲーム集です。

当時遂に、家庭用ゲーム機の性能が業務用ゲーム機の性能をある意味追い越し、80年代の業務用(ゲームセンター向け)ビデオゲームの幾つかが、家庭用ゲーム機用ソフトとして元と遜色ない移植作と謳われ、発売されました。
本作はそれ等作品群の一。

発売前、このゲームを買おうと考えていたけど、当時の雑誌記事に出来が良くないと書いてあって、それで買うのを見合わせてしまったのです。これが間違い。
その後本作は稀少盤となり、中古が昂騰。それでも売られているだけまだマシで、私も中古ゲームを買い漁っていた時代にこのゲームのパッケージを見かけたことはほとんどありませんでした。
vol.1とありますが、あまり売れなかったらしく、続篇が出ることはありませんでした。
そして、このゲームの存在は久しく忘れていました。

今年の2月に、季刊誌「シューティングゲームサイドvol.4」を購入。
マイミクの支部長が記事を書いておられるということもあり、また、むかしを懐かしむ意味もあって買い続けていますが、その特集記事は東亜プランでした。

表紙にひときわ大きく印刷された「究極タイガー」のロゴ!
究極タイガーはPCエンジン移植版を持っていますが、よりオリジナル作に近い本作収録版をプレイしてみたくなり、探していました。
今は一時期より値段は落ち着いたものの、それでも落札価格は定価でした。でも満足です。

本作は、PS2でプレイすると動作不良を起こすそうですが、私はむかしドライブを修理した初代PSも持っているので問題ナシ。
せっかくだから、よりゲームセンター風に遊ぼうと思い、画面を業務用RGBモニタに縦画面で映し、コントローラーもゲームセンターのものと同じ部品を使用しているものを久しぶりに出してきて繋ぎました。
このコントローラーは、ホリ電子のリアルアーケードプロを自分好みに改造したコダワリの品。
もちろん音は部屋のステレオから出ます。PM-14とCDM1-SEの組み合わせで鳴る、ミュージック。贅の極みです。
おかげで四畳半の部屋がますます狹い。

「究極」とあるとおり、大変難しく、今の衰えた自分の腕ではなかなか上手くいかないのがはがゆいところ。
肝腎の完成度ですが、さすがにゲームセンターオリジナル版をプレイしたのは遠いむかしで、はっきりとは分かりませんでした。でも違和感は感じません。

「タイガーヘリ」は、以前購入したタイトーメモリーズに収録されていますが、他の2作はPCエンジン版があるものの本当に久しぶりで、むかしを懐かしく、思い出します。

あーこうなると「飛翔鮫」も遊んでみたい。

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